2020年11月16日 （仮訳）ブルガリアのJuniperus excelsa群集における材生息菌の多様性に関する新規データ Lambevska-Hristova, A. et al., 2020. New data on the diversity of lignicolous fungi in communities of Juniperus excelsa (Cupressaceae) in Bulgaria. Flora Mediterranea. Available at: https://www.herbmedit.org/flora/FL30_167-183.pdf [Accessed November 16, 2020] 【R3-07873】2020/11/15投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ ブルガリア、Kresna-Ilindentsi特別保全区のJuniperus excelsa群集における材生息菌の多様性を調査した。 ブルガリア新産種としてMegalocystidium luridumなど6種を報告した。 また、Antrodia juniperinaおよびPyrofomes demidoffiiに高い保全上の価値が認められた。 （ブルガリア新産種） Megalocystidium luridum (Bres.) Jülich 【よく似た種との区別】 Megalocystidium leucoxanthum 本種より担子胞子のサイズが明らかに大きい 本種と異なり担子胞子がソーセージ形 （ブルガリア新産種） Peniophora junipericola J. Erikss. 【よく似た種との区別】 Peniophora pithya 針葉樹に発生する 本種と子実体およびその縁部の色が異なる （ブルガリア新産種） Peniophora meridionalis Boidin （ブルガリア新産種） Radulomyces rickii (Bres.) M.P. Christ. 【よく似た種との区別】 Radulomyces confluens（アカギンコウヤクタケ） 本種と子実体のサイズに僅かな差異がある 本種と担子胞子のサイズが僅かだが有意に異なる 本種と担子胞子の形状が僅かだが有意に異なる （ブルガリア新産種） Xylodon asperus (Fr.) Hjortstam & Ryvarden （ブルガリア新産種） Xylodon juniperi (Bourdot & Galzin) Hjortstam & Ryvarden 【よく似た種との区別】 Xylodon crustosus ブルガリアに分布する 同じJuniperus excelsaに発生する 本種と子実層托の形状が異なる 本種と担子胞子の形状が異なる （その他掲載種） Amylostereum laevigatum (Fr.) Boidin シブカワタケ （その他掲載種） Hymenochaete fuliginosa (Pers.) Lév. （その他掲載種） Xylodon crustosus (Pers.) Chevall. 【よく似た種との区別】 Xylodon juniperi ブルガリアに分布する 同じJuniperus excelsaに発生する 本種と子実層托の形状が異なる 本種と担子胞子の形状が異なる （その他掲載種） Antrodia juniperina (Murrill) Niemelä & Ryvarden （その他掲載種） Pyrofomes demidoffii (Lév.) Kotl. & Pouzar