(仮訳)ブルガリアに産した地中海のAmanita属2種における新規データ
Stoykov, D. & Gyosheva, M. 2021. New data on two Mediterranean species of Amanita (Agaricales, Amanitaceae) in Bulgaria. Phytologia Balcanica. Available at: http://www.bio.bas.bg/~phytolbalcan/PDF/27_2/PhytolBalcan_27-2_01_Stoykov_&_Gyosheva.pdf [Accessed October 7, 2021] 【R3-08848】2021/10/7投稿

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3行まとめ

ブルガリア新産種としてAmanita boudieriおよびA. curtipesを報告した。
前者はバルカン半島においては稀産種で、後者は子実体ががっしりとしており、両種とも担子胞子のQ値平均が通常1.8を超え、アミロイドであることで特徴づけられた。
また、A. croceaのブルガリアにおける分布が確かめられた。

(ブルガリア新産種)

Amanita boudieri Barla
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【よく似た種との区別】
Amanita gracilior
形態的に類似している
本種と異なりつばが早落性ではなく永存性
本種と異なり菌糸にクランプを有する

(その他掲載種)

Amanita crocea (Quélet) Singer
コガネツルタケ
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(ブルガリア新産種)

Amanita curtipes E.-J. Gilbert
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【よく似た種との区別】
Amanita ponderosa
担子胞子のQ値平均が1.8を超える
本種とDNA分析に基づき別種である(先行研究)