(仮訳)韓国におけるMariannaea elegans var. elegansの新記録
Tang, L. et al., 2012. New Record of Mariannaea elegans var. elegans in Korea. Mycobiology. …. Available at: http://synapse.koreamed.org/DOIx.php?id=10.5941/MYCO.2012.40.1.014 [Accessed May 11, 2015].
【R3-01815】2015/05/11投稿

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3行まとめ

韓国において未同定の甲虫の感染を受けたニレ科樹木から分離されたMariannaea属菌を検討した。
形態形質および分子系統解析の結果を基に、本種をMariannaea elegans と同定し、韓国新産種として報告した。
本種の至適温度は30°C、至適pHは7.0であり、アミラーゼやβ-グルコシダーゼなどの細胞外酵素産生能が認められた。

(韓国新産種)

Mariannaea elegans (Corda) Samson
mycobank_logoSpecies_Fungorum

※論文中ではMariannaea elegans var. elegans (MB 429450) として掲載されている。

【よく似た種との区別】
Mariannaea elegans var. punicea
分生子のサイズの範囲が重なる
分生子が楕円形~紡錘形
厚壁胞子を形成する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり分生子が中ほどではなく頂部から1/4の点で幅が最大である
本種と異なりMEA培地でのコロニーが黄色~黄褐色ではなく赤紫色
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Mariannaea aquaticola
分生子が楕円形~紡錘形
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり厚壁胞子を欠く
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される