(仮訳)コロンビア新産のハラタケ科菌類
Luna-Fontalvo, JA. et al., 2021. New records of Agaricaceae (Agaricales, Basidiomycota) from Colombia. Check List. Available at: https://checklist.pensoft.net/article/70985/ [Accessed October 24, 2021] 【R3-08900】2021/10/24投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

コロンビアのカリブ海地方からハラタケ科の7種を報告した。
そのうちLeucoagaricus lilaceusL. roseilividusの2種をコロンビア新産種として、残りをコロンビアのカリブ海地方における新産種としてそれぞれ報告した。
L. roseilividusは南米からの2番目の報告となり、本調査によりコロンビア産ハラタケ目菌類の総数は551に増加した。

(コロンビアカリブ海地方新産種)

Agaricus griseorimosus Pegler
mycobank_logoSpecies_Fungorum

(コロンビアカリブ海地方新産種)

Chlorophyllum hortense (Murrill) Vellinga
フタツミカラカサタケ
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Chlorophyllum africanum
子実体のサイズが類似している
担子器が4胞子性
担子胞子の形状が類似している
縁シスチジアの形状が類似している
本種より担子胞子のサイズが小さい

(コロンビア新産種)

Leucoagaricus lilaceus Singer
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Lepiota roseolivida
傘が紫色を帯びる
本種と柄のサイズが異なる
本種と異なり柄が帯黄色
Lepiota decorata
シスチジアの形態が類似している
本種と異なり温帯域に分布する
本種と異なり針葉樹に関係している
Leucoagaricus subpurpureolilacinus
傘が紫色
本種と異なり肉が切断しても変色しない
本種より担子胞子のサイズが大きい

(コロンビア新産種)

Leucoagaricus roseilividus (Murrill) E. Ludwig
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Leucoagaricus ionidicolor
本種より子実体が青色を帯びる
本種より傘の幅がかなり広い
本種と異なり襞に変色性を欠く
本種と異なり肉に変色性を欠く

(コロンビアカリブ海地方新産種)

Leucoagaricus rubrotinctus (Peck) Singer
アカキツネガサ
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Lepiota rubrotinctoides
本種より子実体ががっしりとしている
本種と異なり子実体に毛状の鱗片を欠く
本種より担子胞子のサイズが小さい
Leucoagaricus glabridiscus
本種より子実体のサイズが小さい
本種と異なり子実体が脆い
本種と異なり傘表皮が織り交ざった2層の菌糸からなる

(コロンビアカリブ海地方新産種)

Leucocoprinus cepistipes (Sowerby) Patouillard
キヌカラカサタケ
mycobank_logoSpecies_Fungorum

(コロンビアカリブ海地方新産種)

Leucocoprinus venezuelanus Dennis
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Leucocoprinus brebissonni
本種と異なりつばの縁に褐色の鱗片を有するという特徴を欠く
本種と担子胞子のサイズが異なる
Leucocoprinus submontagnei
本種と異なり子実体に褐色鱗片を欠く
本種より担子胞子のサイズが僅かに小さい
本種と異なり担子胞子に発芽孔を欠く
本種と異なり縁シスチジアが蠕虫形