(仮訳)ボリビア産チャシブゴケ属地衣の新記録
Lucyna, L. et al., 2012. New Records of Lecanora for Bolivia. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2012/00000121/00000001/art00045 [Accessed February 18, 2020] 【R3-07058】2020/2/18投稿

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3行まとめ

ボリビアの様々な地域においてチャシブゴケ属地衣を調査した。
Lecanora cavicolaL. laxaL. stenotropa、およびL. subaureaを南米新産種として報告した。
L. flowersianaおよびL. semipallidaをボリビア新産種として報告した。

(南米、ボリビア新産種)

Lecanora cavicola Creveld
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(ボリビア新産種)

Lecanora flowersiana H. Magn.
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【よく似た種との区別】
Lecanora subviridis
子器のサイズの範囲が重なるとみられる
子嚢胞子のサイズの範囲が重なるとみられる
本種より子器のサイズがやや大きい
本種より子嚢胞子のサイズがやや大きい

(南米、ボリビア新産種)

Lecanora laxa (Sliwa & Wetmore) Printzen
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(ボリビア新産種)

Lecanora semipallida H. Magn.
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(南米、ボリビア新産種)

Lecanora stenotropa Nyl.
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【よく似た種との区別】
Lecanora polytropa
高山に生息することがある
珪質岩に生じる
形態的に類似している(混同されている可能性がある)
地衣成分としてウスニン酸、ゼオリン、脂肪酸などを含む
本種より子嚢胞子の幅が広い
本種と異なり子嚢胞子が狭楕円形ではなく広楕円形
本種と異なり地衣成分として”rangiformic acid”を含む
本種と異なり地衣成分として”isorangiformic acid”を含まない

(南米、ボリビア新産種)

Lecanora subaurea Zahlbr.
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【よく似た種との区別】
Lecanora epanora
地衣体が黄緑色
地衣体が小区画状
通常不稔である
粉芽を有する
地衣成分としてリゾカルプ酸、ゼオリン、エパノリンを含む
本種と生息環境が異なる
本種と異なり粉芽塊が主に葉縁ではなく葉央に分布する
本種と顕微鏡的形態が異なる
本種と異なり地衣成分としてパンナリンを含まない