2016年6月11日 (仮訳)ロシア、レニングラード地域における地衣類および類縁菌の新産種 (5) Himelbrant, DE. et al., 2014. New records of lichens and allied fungi from the Leningrad Region, Russia. V. Folia Cryptogamica. Available at: http://ojs.utlib.ee/index.php/FCE/article/view/1327 [Accessed June 11, 2016]. 【R3-03006】2016/06/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ロシア、レニングラード州およびサンクトペテルブルク市において採集された地衣類、地衣生菌類など15分類群を報告した。 そのうちAgonimia repleta、Protoparmelia hypotremella、およびStereocaulon taeniarumの3種をロシア新産種として、Clypeococcum cetrariaeをヨーロッパロシア新産種として、それぞれ報告した。 また、Cladonia macrocerasなど7種をレニングラード州、Sclerophora coniophaeaをサンクトペテルブルク市における新産種として、それぞれ報告した。 (ロシア新産種) Agonimia repleta Czarnota & Coppins (レニングラード州新産種) Cladonia macroceras (Delise) Ahti ニセナギナタゴケ (レニングラード州新産種) Cladonia strepsilis (Ach.) Grognot ネジレバハナゴケ (ヨーロッパロシア新産種) Clypeococcum cetrariae Hafellner (レニングラード州新産種) Endococcus fusiger Th. Fr. & Almq. (ヨーロッパロシア新産種) Lepraria nivalis J.R. Laundon 【よく似た種との区別】 Lepraria crassissima 本種と異なり主に珪質岩に発生するのではなくほとんどの場合石灰質の基質に発生する 本種と異なり地衣成分としてプソロミン酸、プロトセトラル酸などではなくジバリカト酸、ノルジバリカト酸、ゼオリンを含む (レニングラード州新産種) Lichenoconium erodens M.S. Christ. & D. Hawksw. (レニングラード州新産種) Lobothallia melanaspis (Ach.) Hafellner (ヨーロッパロシア北西部新産種) Merismatium aff. nigritellum (Nyl.) Vouaux (レニングラード州新産種) Niesslia cladoniicola D. Hawksw. & W. Gams (ロシア新産種) Protoparmelia hypotremella Herk, Spier & V. Wirth (サンクトペテルブルク連邦市新産種) Sclerophora coniophaea (Norman) Mattsson & Middelb. コフキサビクギゴケ (レニングラード州新産種) Skyttella mulleri (Willey) D. Hawksw. & R. Sant. (ロシア新産種) Stereocaulon taeniarum (H. Magn.) Kivistö (ヨーロッパロシア北西部新産種) Stigmidium leprariae Zhurb.