(仮訳)パキスタンにおいてザクロ果実のポストハーベスト腐敗を引き起こしたPenicillium implicatumの新報告
Khokhar, I., Bajwa, R. & Nasim, G., 2013. New report of Penicillium implicatum causing a postharvest rot of pomegranate fruit in Pakistan. Australasian Plant Disease Notes. Available at: http://link.springer.com/article/10.1007/s13314-013-0091-0 [Accessed February 1, 2015].
【R3-01519】2015/02/02投稿

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3行まとめ

パキスタンにおいて貯蔵ザクロ果実に腐敗を引き起こした菌を検討し、Penicillium implicatumと同定した。
本種は各種培地での生育が遅く、黄色の水溶性色素を産生し、37°Cで生育不能であることなどで特徴づけられた。
本種は健全果実に対する接種試験で7-14日後に典型的な病徴(褐色の壊死斑)を生じた。

(その他掲載種)

Penicillium implicatum Biourge
※パキスタンにおける本種によるザクロの果実腐敗の初報告となった(同様の症状は2004年にスロバキアからの報告がある)。
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