(仮訳)キューバおよびベネズエラ産のサーコスポロイドの不完全糸状菌の新種および新記録(その3)
Braun, U. & Urtiaga, R., 2013. New species and new records of cercosporoid hyphomycetes from Cuba and Venezuela (Part 3). Mycosphere. Available on: http://mycosphere.org/pdfs/MC4_3_No12.pdf
【R3-01502】2015/01/27投稿

【お読みください】
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3行まとめ

1966-1997年および2006-2012年にキューバおよびベネズエラで採集されたサーコスポロイドの不完全糸状菌の標本を検討した。
Cercospora syngoniicolaPassalora sidigenaなど9種を新種記載した。
また、新組み合わせPseudocercospora angraeci、新学名P. ranjita var. amphigenaを提唱した。

シリーズ

New species and new records of cercosporoid hyphomycetes from Cuba and Venezuela
(Part 1) – 2012年、Mycosphere
(Part 2) – 2013年、Mycosphere (R3-00106)
(Part 3) – 2013年、Mycosphere(本論文)

(ベネズエラ新産種)

Cercospora ageraticola Goh & W.H. Hsieh
Chromolaena laevigataCondylidium iresinoidesを新宿主として報告した。
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(その他掲載種)

Cercospora apii Fresen. (広義)
Milleria quinquefloraおよびPhilodendron属植物を新宿主として報告した。
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(ベネズエラ新産種)

Cercospora oxalidis A.S. Mull. & Chupp
Oxalis corniculataを新宿主として報告した。
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(ベネズエラ新産種)

Cercospora rottboelliigena Y.L. Guo & Y. Jiang
※論文中ではorthographic variantの”rottboeliigena“が用いられている。
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Venezuela, Lara, Duaca

(新種)

Cercospora syngoniicola U. Braun & Urtiaga
語源…Syngonium属に生息する
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【よく似た種との区別】
Pseudocercospora xanthosomatis
形態的に類似している
本種より分生子柄が長い
本種より分生子が長い
Cercospora alocasiae
本種より分生子の幅が狭い
本種と異なり分生子が針形~顕著な棍棒形ではなく常に針形
Cercospora aracearum
本種より分生子の幅が狭い
本種と異なり分生子が針形~顕著な棍棒形ではなく常に針形
Cercospora caladii
本種より分生子の幅が狭い
本種と異なり分生子が針形~顕著な棍棒形ではなく常に針形
Cercospora colocasigena
本種より分生子の幅が狭い
本種と異なり分生子が針形~顕著な棍棒形ではなく常に針形
Cercospora monsterae
本種より分生子の幅が狭い
本種と異なり分生子が針形~顕著な棍棒形ではなく常に針形
Cercospora pistiae
本種より分生子柄が長い
Cercospora chevalieri
本種より分生子柄が長い
本種より分生子の幅が広い
Cercospora amorphophallicola
本種より分生子の幅が狭い
Cercospora arisematis
本種と異なり分生子が無色ではなく成熟すると淡オリーブ色を帯びる

(ベネズエラ新産種)

Passalora liabi (Syd. & P. Syd.) U. Braun & Crous
Munnozia hastifoliaを新宿主として報告した。
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Venezuela, Lara, Sanare, Sabana Redonda Arriba

(新種)

Passalora sidigena U. Braun & Urtiaga
語源…キンゴジカ属に生じる
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【よく似た種との区別】
Pseudocercospora sidae-mysorensis
形態的に類似している
本種と異なりベネズエラではなくタイに分布する
本種と異なり分生子柄がほとんどの場合よく発達した束をなすのではなく5-12程度の分生子柄からなる小さな束を形成する
本種より分生子柄がずっと長い
Passalora sidae-cordifoliae
アオイ科植物を宿主とする
本種と異なり分生子が単生または分枝する鎖状ではなく単生する
Passalora althaeigena
アオイ科植物を宿主とする
本種と異なり分生子が単生または分枝する鎖状ではなく単生する
Passalora bastardiae
アオイ科植物を宿主とする
菌糸体が宿主の内部に生じるのではなく表在性
本種と異なり分生子柄が束生するのではなく単生する
Passalora hughesii
アオイ科植物を宿主とする
菌糸体が宿主の内部に生じるのではなく表在性
本種と異なり分生子柄が束生するのではなく単生する
Passalora malvacearum
アオイ科植物を宿主とする
菌糸体が宿主の内部に生じるのではなく表在性
本種と異なり分生子柄が束生するのではなく単生する
Passalora pavoniicola
アオイ科植物を宿主とする
菌糸体が宿主の内部に生じるのではなく表在性
本種と異なり分生子柄が束生するのではなく単生する

(新組み合わせ)

Pseudocercospora angraeci (Feuilleb. & Roum.) U. Braun & Urtiaga
旧名:Cercospora angraeci Feuilleb. & Roum.
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Venezuela, Barinas, Chorrosco

(新種)

Pseudocercospora apeibae U. Braun & Urtiaga
語源…Apeiba属の
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【よく似た種との区別】
Pseudocercospora grewiae
同じシナノキ科植物を宿主とする
本種と異なりベネズエラではなく中国に分布する
本種と異なりApeiba属ではなくGrewia属植物を宿主とする
本種と病斑の形態が異なる
本種より分生子柄が短い
本種より分生子の幅が広い
本種と異なり分生子の隔壁数が(0-)1-4ではなく0-2
Pseudocercospora berryae
同じシナノキ科植物を宿主とする
本種と異なりベネズエラではなくアフリカに分布する
本種と異なりApeiba属ではなくBerryaおよびChristiana属を宿主とする
本種と異なり子座を形成しない
本種より分生子柄が短い
本種とと異なり分生子の隔壁数が(0-)1-4ではなく0-1(-2)
Pseudocercospora grewiicola
同じシナノキ科植物を宿主とする
本種と異なりベネズエラではなくインドに分布する
本種と異なりApeiba属ではなくGrewia属植物を宿主とする
本種と異なり子座を形成しない
本種と異なり分生子柄が常に単生する
Pseudocercospora tiliacearum
同じシナノキ科植物を宿主とする
本種と異なりベネズエラではなくインドに分布する
本種と異なりApeiba属ではなくGrewia属植物を宿主とする
本種と異なり子座を形成しない
本種と異なり分生子柄が常に単生する
Pseudocercospora triumfettae
同じシナノキ科植物を宿主とする
本種と異なりApeiba属ではなくラセンソウ属植物を宿主とする
本種と異なり子座を形成しない
本種と異なり分生子柄が常に単生する
本種より分生子が長い
本種より分生子の幅が狭い
Pseudocercospora corchorica
同じシナノキ科植物を宿主とする
本種と異なりApeiba属ではなくGrewia属植物を宿主とする
本種と異なり子座が非常に大型
本種と異なり無数の密に配列した分生子柄を生じる
Pseudocercospora mannanorensis
同じシナノキ科植物を宿主とする
本種と異なりベネズエラではなくインドに分布する
本種と異なりApeiba属ではなくGrewia属植物を宿主とする
本種と異なり子座が非常に大型
本種と異なり無数の密に配列した分生子柄を生じる
Pseudocercospora lueheae
同じシナノキ科植物を宿主とする
本種と異なりApeiba属ではなくLuehea属植物を宿主とする
本種と異なりベネズエラではなくブラジルに分布する
本種より分生子柄のサイズが大きい
本種より分生子が短い
本種より分生子の幅が広い
本種と異なり分生子の隔壁数が(0-)1-4ではなく1-3
Pseudocercospora macutensis
同じシナノキ科植物を宿主とする
本種と異なりApeiba属ではなくツナソ属植物を宿主とする
本種と異なり子座を形成しない
本種と異なり表在性の菌糸体を欠く
本種と異なり分生子が淡オリーブ色~帯オリーブ褐色ではなく淡オリーブ色
Pseudocercospora triumfettigena
同じシナノキ科植物を宿主とする
本種と異なり子座を形成しないか発達に乏しい
本種より分生子柄が長い
本種より分生子の幅が広い

(その他掲載種)

Pseudocercospora bradburyae (E. Young) Deighton
Centrosema sagittatumを新宿主として報告した。
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Venezuela, Lara, Rio Claro, La Cuchilla

(新種)

Pseudocercospora clematidis-haenkeanae U. Braun & Urtiaga
語源…Clematis haenkeana
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【よく似た種との区別】
Pseudocercospora clematidicola
同じセンニンソウ属植物を宿主とする
本種と異なり葉の斑点が帯灰白色~淡い帯褐色ではなく帯黒褐色
本種より子座のサイズがずっと小さい
本種より分生子柄がずっと長い
本種と異なり分生子柄が無隔壁ではなく複数の隔壁を生じる
本種より分生子がずっと長い
本種と異なり分生子の隔壁数が2-5ではなく最大25
Pseudocercospora clematidis
同じセンニンソウ属植物を宿主とする
菌糸体が表在性
分生子柄が単生する
分生子が比較的幅広い
本種と異なりベネズエラではなく台湾に分布する
本種と異なり菌糸体が表在性でない
Pseudocercospora clematidigena
同じセンニンソウ属植物を宿主とする
本種と異なりベネズエラではなくアジアに分布する
本種と異なり分生子柄が束生ではなく単生する
本種より分生子の幅が狭い
本種と異なり分生子の末端が鈍頭ではなく先細りになりしばしば尖る
Pseudocercospora ranunculacearum
同じセンニンソウ属植物を宿主とする
本種と異なりベネズエラではなくインドに分布する
本種と異なり菌糸体が表在性でない
本種より分生子柄のサイズが大きい
本種と異なり分生子柄が密に束生するのではなく最大6本までの小さな束をなす
本種と異なり分生子柄が無隔壁ではなく最大4隔壁
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が類棍棒形、類円筒形、やや倒棍棒状円筒形ではなく倒棍棒状円筒形
本種と異なり分生子の隔壁数が2-5ではなく4-10

(その他掲載種)

Pseudocercospora clitoriae (G.F. Atk.) Deighton
Clitoria falcataを新宿主として報告した。
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Venezuela

(新種)

Pseudocercospora erythrinicola U. Braun & Urtiaga
語源…デイゴ属に生息する
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【よく似た種との区別】
Pseudocercospora diversispora
同じデイゴ属植物を宿主とする
形態的に類似している
本種と異なりベネズエラではなく台湾に分布する
本種と異なり葉の斑点がかなり顕著
本種より子座のサイズが大きい
本種より分生子柄の幅が狭い
Pseudocercospora erythrinigena
同じデイゴ属植物を宿主とする
形態的に類似している
本種と異なりベネズエラではなく台湾に分布する
本種と異なり葉の斑点がかなり顕著
本種より分生子の幅がやや狭い
本種と異なり分生子が淡い帯オリーブ色~帯オリーブ褐色ではなく淡い帯オリーブ褐色
本種と異なり分生子が先細りの類円筒形ではなく類円筒状糸形で基部が截断状またはごく短い倒円錐状
Pseudocercospora kaiseri
同じデイゴ属植物を宿主とする
形態的に類似しており、ほとんど区別できない(同種の可能性がある)
本種と異なりベネズエラではなくインドに分布する
Pseudocercospora pulviniformis
同じデイゴ属植物を宿主とする
本種と異なりベネズエラではなくシエラレオネに分布する
本種と異なり子座を形成しない
本種より分生子柄がずっと長い
本種より分生子の幅がずっと広い
Pseudocercospora pittieri
同じデイゴ属植物を宿主とする
本種と異なり菌糸体が内在性ではなく表在性
本種と異なり分生子柄が束生せず単生する
Venezuela, Guanare, Papelon

(新種)

Pseudocercospora erythroxylicola U. Braun & Urtiaga
語源…コカ属に生息する
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【よく似た種との区別】
Pseudocercospora erythroxyli
同じコカ属植物を宿主とする
スポロドキアを形成する
分生子柄が短い
分生子の形状が類似している
本種と異なりベネズエラではなくインドに分布する
本種より葉の斑点のサイズが小さい
本種と異なり”caespitulum”が葉の両面ではなく下面に生じる
本種より分生子の幅がずっと広い
本種より分生子のへその幅が広い
Venezuela, Guanare, Papelon

(新種)

Pseudocercospora guanarensis U. Braun & Urtiaga
語源…グアナレ産の
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【よく似た種との区別】
Pseudocercospora blumeae-balsamiferae
同じキク科の植物を宿主とする
本種と異なりベネズエラではなくアジアに分布する
本種と異なりTrixis属ではなくBlumea属植物を宿主とする
本種より分生子柄の幅が広い
本種より分生子が長い
Pseudocercospora myriactidis
同じキク科の植物を宿主とする
本種と異なりTrixis属ではなくMyriactis属植物を宿主とする
本種より分生子の幅がずっと狭い
Venezuela, Carora, Quediche, Hacienda Sta. Rita

(新種)

Pseudocercospora helicteris U. Braun & Urtiaga
語源…Helicteres属の
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【よく似た種との区別】
Pseudocercospora melochiae
同じ旧アオギリ科植物を宿主とする
本種より分生子柄がずっと長い
本種より分生子が長い
本種と異なり分生子の隔壁数が2-9ではなく最大15
Pseudocercospora melochiigena
同じ旧アオギリ科植物を宿主とする
本種より分生子柄がずっと長い
本種より分生子が長い
本種と異なり分生子の隔壁数が2-9ではなく最大15
Pseudocercospora isorae
同じHelicteres属植物を宿主とする
本種と異なりベネズエラではなくインドに分布する
本種と異なり表在性の菌糸体を欠く
本種と異なり単生の分生子柄を欠く
本種より分生子柄が長い
本種より分生子のサイズがずっと大きい
Pseudocercospora guazumae
本種と異なり”caespitulum”が葉の下面ではなく上面に生じる
本種と異なり子座が埋生する
本種より子座のサイズが大きい

(ベネズエラ新産種)

Pseudocercospora heliotropii U. Braun & F.O. Freire
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(その他掲載種)

Pseudocercospora jahnii (Syd.) U. Braun & Crous
Godmania aesculifoliaおよびTabebuia chryseaを新宿主として報告した。
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(新学名)

Pseudocercospora ranjita var. amphigena U. Braun
旧名:Pseudocercospora gmelinae (J.M. Yen & Gilles) J.M. Yen.
(基礎異名はCercospora gmelinae J.M. Yen & Gilles)
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【よく似た種との区別】
Pseudocercospora ranjita
ベネズエラに分布する
同じGmelina arboreaを宿主とする
分生子柄の形態で区別できない
分生子の形態で区別できない
本変種と異なり葉の両面ではなく下面に生じる
本変種より子座のサイズが小さいかまたは欠く
Venezuela, Lara, Barquisimeto, zoological garden

(新種)

Pseudocercospora simirae U. Braun
語源…Simira属の
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【よく似た種との区別】
Pseudocercospora calycophylli
ベネズエラに分布する
同じアカネ科植物を宿主とする
形態的に非常に類似している
本種と異なりSimira属ではなくCalycophyllum属植物を宿主とする
本種より分生子がずっと長い
本種と異なり分生子の隔壁数が1-4ではなく10
Pseudocercospora palicoureina
同じアカネ科植物を宿主とする
本種と異なりSimira属ではなくPalicourea属植物を宿主とする
本種より子座のサイズが小さい
本種と異なり分生子柄の束が小型
本種より分生子の幅が広い
Pseudocercospora psychotriicola
同じアカネ科植物を宿主とする
形態的に類似している
本種と異なりベネズエラではなく南アフリカに分布する
本種と異なりSimira属ではなくPsychotria属植物を宿主とする
本種より分生子がずっと長い
本種と異なり分生子が1-4隔壁ではなく多隔壁を有する
Pseudocercospora genipicola
ベネズエラに分布する
同じアカネ科植物を宿主とする
本種と異なりSimira属ではなくGenipa属植物を宿主とする
本種と異なり子座が非常に大型
本種より分生子の幅がやや広い
Pseudocercospora pavettae-indicae
同じアカネ科植物を宿主とする
本種と異なりベネズエラではなくインドに分布する
本種と異なりSimira属ではなくPavetta属植物を宿主とする
本種より葉の斑点のサイズがずっと小さい
本種より分生子のサイズが大きい

(ベネズエラ新産種)

Pseudocercospora tamoneae (Chupp) U. Braun & R.F. Castañeda
Miconia theaezansを新宿主として報告した。
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(ベネズエラ新産種)

Pseudocercospora trematigena U. Braun & F.O. Freire
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Cuba, Bayamo

(新種)

Zasmidium cassiae-grandis U. Braun & Urtiaga
語源…Cassia grandis
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【よく似た種との区別】
Zasmidium cassiae-fistulae
同じCassia属類縁の植物を宿主とする
本種より分生子柄が長い
本種より分生子柄の幅が狭い
本種と異なり分生子が単生または分枝する鎖をなすのではなく常に単生する
本種より分生子の幅がやや狭い
本種と異なり分生子表面が粗い小疣状~疣状ではなく小疣状
Zasmidium satpurensis
同じCassia属類縁の植物を宿主とする
本種と異なりキューバではなくインドに分布する
本種と異なりCassia grandisではなくC. fistulaを宿主とする
本種と異なり子座を形成する
本種と異なり分生子が単生または分枝する鎖をなすのではなく単生する
Zasmidium cassiicola
同じCassia属類縁の植物を宿主とする
子座を欠く
分生子が鎖生する
本種と異なりキューバではなくインドに分布する
本種と異なりCassia grandisではなくC. fistulaを宿主とする
本種より分生子柄が長い
本種より分生子柄の幅が狭い
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子が淡い帯オリーブ色~暗い帯オリーブ褐色ではなくほぼ無色~帯オリーブ褐色
本種と異なり分生子表面が粗い小疣状~疣状ではなく微細な小疣状
Zasmidium cassiae-occidentalis
同じCassia属類縁の植物を宿主とする
分生子が鎖生する
本種と異なり子座を形成する
本種と異なり分生子柄が単生ではなく単生または束生する
本種より分生子柄が長い
本種と異なり分生子が淡い帯オリーブ色~暗い帯オリーブ褐色ではなくほぼ無色~淡い帯オリーブ色
本種と異なり分生子の隔壁数が0-10ではなく1-4
本種と異なり分生子表面が粗い小疣状~疣状ではなく小疣状
Zasmidium cassiae-torae
同じCassia属類縁の植物を宿主とする
形態的に非常に類似している(同種の可能性もある)
本種と異なりキューバではなくインドに分布する
本種と異なりCassia grandisではなくSenna toraを宿主とする
本種より分生子柄がずっと短い

(ベネズエラ新産種)

Zasmidium citri-griseum (F.E. Fisher) U. Braun & Crous
※論文中ではZasmidium citri-grisea (F.E. Fisher) Crousの学名が用いられている。
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