2018年7月1日 （仮訳）Nimbya属とEmbellisia属の再検討、およびAlternaria celosiaeおよびA. perpunctulataの新組み合わせ Lawrence, DP., Park, M-S. & Pryor, BM. 2012. Nimbya and Embellisia revisited, with nov. comb for Alternaria celosiae and A. perpunctulata. Mycological Progress. Available at: https://doi.org/10.1007/s11557-011-0793-7 [Accessed June 30, 2018]. 【R3-05264】2018/7/1投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ Nimbya属、Embellisia属、および近縁属の系統関係を再検討した。 複数遺伝子の分子系統解析の結果、Nimbya属およびEmbellisia属の正確な系統的位置は不明であり、いずれも多系統群であることが示された。 Nimbya属グループIIの2種に対し、新組み合わせAlternaria celosiaeおよびA. perpunctulataを提唱した。 （新組み合わせ） Alternaria celosiae (Simmons & Holcomb) Lawrence, Park & Pryor 旧名：Nimbya celosiae E.G. Simmons （新組み合わせ） Alternaria perpunctulata (E.G. Simmons) Lawrence, Park & Pryor 旧名：Nimbya perpunctulata E.G. Simmons 【よく似た種との区別】 Nimbya alternantherae 分生子の頂部に長い糸状の嘴を有する 分生子に異隔壁を有し、成熟するにつれて真の隔壁に近づく 分生子に数個の縦隔壁を有する ITS、gpd、Alt a1、ITS+gpd+Alt a1に基づく分子系統解析で近縁（同じNimbya属グループIIクレードに含まれる） Alt a1、ITS+gpd+Alt a1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される