2015年5月24日 （仮訳）Amylocorticiellum属菌の記録および新組み合わせ Gorjón, SP., Greslebin, AG. & Rajchenberg, M., 2011. Notes on Amylocorticiellum (Amylocorticiales, Basidiomycota), with some new combinations. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2011/00000116/00000001/art00031 [Accessed May 23, 2015]. 【R3-01852】2015/05/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ Amylocorticiellum属の既知種を再検討し、全種の検索表を掲載した。 従来、ヨーロッパ、カナリア諸島、および北米から報告されていたA. molleを、南半球およびアルゼンチン新産種として報告した。 また、A. iaganicumなど3種の新組み合わせを提唱した。 （その他掲載種） Amylocorticiellum cremeoisabellinum (Litsch.) Spirin & Zmitr. 【よく似た種との区別】 Amylocorticiellum iaganicum 形態的に類似している シスチジアを完全に欠く 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子がメルツァー液でほぼ呈色しないか帯灰色ではなく顕著なアミロイド （新組み合わせ） Amylocorticiellum iaganicum (Speg.) Gorjón, Gresleb. & Rajchenb. 旧名：Hypochniciellum iaganicum (Speg.) Rajchenb. & J.E. Wright 【よく似た種との区別】 Amylocorticiellum cremeoisabellinum 形態的に類似している シスチジアを完全に欠く 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子がメルツァー液で顕著なアミロイドではなくほぼ呈色しないか帯灰色 （新組み合わせ） Amylocorticiellum luteolum (Hjortstam & Ryvarden) Gorjón, Gresleb. & Rajchenb. 旧名：Hypochniciellum luteolum Hjortstam & Ryvarden 【よく似た種との区別】 Amylocorticiellum subillaqueatum 形態的に類似している シスチジアを完全に欠く 本種より担子胞子のサイズが僅かに大きい 本種と異なり担子胞子がメルツァー液で帯青色ではなく帯灰色 本種と異なり厚壁胞子を有することがある （南半球、南米、アルゼンチン新産種） Amylocorticiellum molle (Fr.) Spirin & Zmitr. 【よく似た種との区別】 Amylocorticiellum sinuosum 担子胞子のサイズの範囲が重なる 薄壁シスチジアに隔壁を欠く 本種と担子胞子のサイズの範囲が異なる 本種より薄壁シスチジアのサイズが小さい （新組み合わせ） Amylocorticiellum oblongisporum (G. Cunn.) Gorjón, Gresleb. & Rajchenb. 旧名：Hypochniciellum oblongisporum (G. Cunn.) Gresl. & Rajchenb. （その他掲載種） Amylocorticiellum sinuosum Spirin & Zmitr. 【よく似た種との区別】 Amylocorticiellum molle 担子胞子のサイズの範囲が重なる 薄壁シスチジアに隔壁を欠く 本種と担子胞子のサイズの範囲が異なる 本種より薄壁シスチジアのサイズが大きい （その他掲載種） Amylocorticiellum subillaqueatum (Litsch.) Spirin & Zmitr. 【よく似た種との区別】 Amylocorticiellum luteolum 形態的に類似している シスチジアを完全に欠く 本種より担子胞子のサイズが僅かに小さい 本種と異なり担子胞子がメルツァー液で帯灰色ではなく帯青色 本種と異なり厚壁胞子を有することがあるという特徴を欠く