2020年9月19日 (仮訳)ポーランド産多孔菌類 (5):Spongipellis属の概要 Piątek, M., Seta, D. & Szczepkowski, A. 2004. Notes on Polish polypores 5. Synopsis of the genus Spongipellis. Acta Mycologica. Available at: https://pbsociety.org.pl/journals/index.php/am/article/view/am.2004.005 [Accessed September 19, 2020] 【R3-07700】2020/9/19投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ポーランドおよびベラルーシ新産種としてSpongipellis pachyodonを報告した。 また、S. delectansおよびS. spumeusについて簡単に記述した。 ポーランド産Spongipellis属菌の検索表を掲載した。 (ポーランド、ベラルーシ新産種) Spongipellis pachyodon (Pers.) Kotl. & Pouzar オオナガバタケ (その他掲載種) Spongipellis delectans (Peck) Murrill イロヅキタケ 【よく似た種との区別】 Spongipellis spumeus(ヒツジタケ) ポーランドに分布する 孔口のサイズの範囲が重なる 担子胞子のサイズの範囲が重なる 担子胞子が類球形~広楕円形 本種と異なり孔口が円形、角形、または迷路状ではなく円形で規則形 本種と異なり肉の菌糸が顕著に厚壁ではなく薄壁または僅かに厚壁 (その他掲載種) Spongipellis spumeus (Sowerby) Pat. ヒツジタケ 【よく似た種との区別】 Spongipellis delectans(イロヅキタケ) ポーランドに分布する 孔口のサイズの範囲が重なる 担子胞子のサイズの範囲が重なる 担子胞子が類球形~広楕円形 本種と異なり孔口が円形で規則形なのではなく円形、角形、または迷路状 本種と異なり肉の菌糸が薄壁または僅かに厚壁なのではなく顕著に厚壁 Tyromyces fissilis 同じリンゴに発生する 肉眼的形態が類似している 本種より普通種である 本種と異なり子実体が乾燥すると帯桃色または淡い琥珀色に変色する 本種と異なり肉が同質である 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり厚壁胞子を有する