(仮訳)ポーランド産多孔菌類 (5):Spongipellis属の概要
Piątek, M., Seta, D. & Szczepkowski, A. 2004. Notes on Polish polypores 5. Synopsis of the genus Spongipellis. Acta Mycologica. Available at: https://pbsociety.org.pl/journals/index.php/am/article/view/am.2004.005 [Accessed September 19, 2020] 【R3-07700】2020/9/19投稿

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3行まとめ

ポーランドおよびベラルーシ新産種としてSpongipellis pachyodonを報告した。
また、S. delectansおよびS. spumeusについて簡単に記述した。
ポーランド産Spongipellis属菌の検索表を掲載した。

(ポーランド、ベラルーシ新産種)

Spongipellis pachyodon (Pers.) Kotl. & Pouzar
オオナガバタケ
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(その他掲載種)

Spongipellis delectans (Peck) Murrill
イロヅキタケ
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【よく似た種との区別】
Spongipellis spumeus(ヒツジタケ)
ポーランドに分布する
孔口のサイズの範囲が重なる
担子胞子のサイズの範囲が重なる
担子胞子が類球形~広楕円形
本種と異なり孔口が円形、角形、または迷路状ではなく円形で規則形
本種と異なり肉の菌糸が顕著に厚壁ではなく薄壁または僅かに厚壁

(その他掲載種)

Spongipellis spumeus (Sowerby) Pat.
ヒツジタケ
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【よく似た種との区別】
Spongipellis delectans(イロヅキタケ)
ポーランドに分布する
孔口のサイズの範囲が重なる
担子胞子のサイズの範囲が重なる
担子胞子が類球形~広楕円形
本種と異なり孔口が円形で規則形なのではなく円形、角形、または迷路状
本種と異なり肉の菌糸が薄壁または僅かに厚壁なのではなく顕著に厚壁
Tyromyces fissilis
同じリンゴに発生する
肉眼的形態が類似している
本種より普通種である
本種と異なり子実体が乾燥すると帯桃色または淡い琥珀色に変色する
本種と異なり肉が同質である
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種と異なり厚壁胞子を有する