(仮訳)Urnula campylosporaについて
Carbone, M. & Agnello, C. 2013. Notes on Urnula campylospora (Pezizales). Ascomycete.org. Available at: https://ascomycete.org/Portals/0/Archives/AscomyceteOrg%2005-01%2025-32.pdf [Accessed March 20, 2019].
【R3-06053】2019/3/20投稿

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3行まとめ

Urnula campylosporaについて、タスマニア産およびニュージーランド産標本を用いて詳細な形態学的検討を実施した。
本種の記載文、生態写真、顕微鏡的形質の写真およびスケッチなどを掲載した。
本種の正確な分布範囲は現在のところ不明確であり、オーストララシアに限るべきだと考えた。

(その他掲載種)

Urnula campylospora (Berk.) Cooke
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Urnula mexicana
本種と分布域が異なる
本種と異なり子実層の毛の先端が偽頭状になることがあるのではなく直線状
本種より子嚢胞子のQ値が小さい
本種と異なり外面の毛に菌糸状のものと真の毛の2型があるのではなく菌糸状のもののみを有する
Plectania chilensis
子実体の色が類似している
本種と異なりユーカリ属などではなくナンキョクブナ属およびAextoxicum属植物を宿主とする
本種より子実体が規則的な漏斗形
本種より子嚢胞子の幅が狭い
本種ほど子嚢胞子が屈曲せずほとんどの場合非対称的である
Plectania yunnanensis
本種と異なり子嚢胞子がソーセージ形ではなく屈曲しない
Urnula hiemalis
本種より子嚢胞子の形状が規則的
Urnula mediterranea
本種より子嚢胞子の形状が規則的