(仮訳)イランのニレの木におけるGraphium carbonariumの発生と病原性
Mohammad, MM. & Arzanlou, M. 2023. Occurrence and pathogenicity of Graphium carbonarium on elm trees in Iran. Mycologia Iranica. Available at: https://mij.areeo.ac.ir/article_129109.html [Accessed May 26, 2023] 【R3-10638】2023/5/26投稿

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3行まとめ

イランにおいてニレの樹皮下キクイムシ坑道から分離された菌を検討し、Graphium carbonariumと同定した。
本種との同定は形態形質およびITS、tef1-α配列に基づき確かめられ、分離菌株の宿主に対する病原性は接種試験により確かめられた。
本種の衰退するニレにおける樹皮下キクイムシ坑道からの発生は初報告となった。

(その他掲載種)

Graphium carbonarium Paciura, Z.W. de Beer, X.D. Zhou & M.J. Wingf.
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Graphium basitruncatum
ITS+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁
本種よりシンネマのサイズが小さい
本種より分生子のサイズが小さい
ITS+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される