(仮訳)Claussenomyces属の概観およびイタリア産標本の記載
Medardi, G., 2007. Overview of the genus Claussenomyces and a description of Italian collections. Czech Mycology. Available at: http://www.natur.cuni.cz/cvsm/CM59109F.pdf [Accessed September 5, 2016].
【R3-03266】2016/09/05投稿

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3行まとめ

イタリア産のClaussenomyces atrovirensおよびC. prasinulusを検討し、記載文およびスケッチを掲載した。
それぞれについて識別形質および同属他種との比較点などを挙げた。
また、属レベルの形質比較表および本属菌の形質比較表/検索表を作成した。

(その他掲載種)

Claussenomyces atrovirens (Pers.) Korf & Abawi
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Claussenomyces prasinulus
イタリアに分布する
子嚢盤が緑色系
本種と異なり子嚢盤が暗緑色ではなく黄色を帯びた淡い帯緑色
本種と異なり二次子嚢胞子を欠く
Claussenomyces dacrymycetoideus
腐朽材に発生する
子嚢盤が緑色系
子嚢が非アミロイド
子嚢胞子の最大長が類似している
二次子嚢胞子を有する
本種と異なり子嚢盤が暗緑色ではなく濃い帯オリーブ緑色
本種より子嚢胞子の幅が狭い
本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が5-11ではなく7-16(21)
Claussenomyces olivaceus
子嚢盤が緑色系
二次子嚢胞子を有する
本種と異なりトウヒの樹液に発生する
本種と異なり子嚢盤が暗緑色ではなく濃い帯オリーブ緑色
本種より子嚢胞子の幅が広い
本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が5-11ではなく7

(その他掲載種)

Claussenomyces prasinulus (P. Karst.) Korf & Abawi
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Claussenomyces atrovirens
イタリアに分布する
子嚢盤が緑色系
本種と異なり子嚢盤が黄色を帯びた淡い帯緑色ではなく暗緑色
本種と異なり二次子嚢胞子を有する