(仮訳)ポーランド新産種、Panaeolus subfirmus
Halama, M., 2014. Panaeolus subfirmus (Agaricales, Basidiomycota), a species new for Poland. Polish Botanical Journal. Available at: http://www.degruyter.com/view/j/pbj.2014.59.issue-2/pbj-2014-0029/pbj-2014-0029.xml [Accessed June 1, 2015].
【R3-01882】2015/06/02投稿

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3行まとめ

ポーランド北東部においてウシの糞から発生した<i>Panaeolus subfirmusを、ポーランド新産種として報告した。
本種は北欧および西欧諸国のほか、ロシア、オーストラリア、ニュージーランド、フォークランド諸島などからも知られているが、中欧からは初の報告となった。
また、ポーランド産のヒカゲタケ属菌全種の検索表を掲載した。

(中欧、ポーランド新産種)

Panaeolus subfirmus P. Karst.
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Panaeolus alcis
被膜を欠く
担子胞子が平滑
本種と異なりウシ、ウマ、ヒツジの古い糞または施肥土壌ではなくエルクなどの糞に発生する
本種より傘の直径が小さい
本種より柄のサイズが小さい
本種と異なり担子胞子が角形または正面観で類角レモン形
Panaeolus antillarum(ツヤマグソタケ)
肉眼的形態が類似している(あまり新鮮でない標本)
被膜を欠く
担子胞子が平滑
本種と異なりクリソシスチジア様のサルフィディアを有する