(仮訳)ブラジル産のウメノキゴケ科の新種、Parmotrema marcellii
Gerlach, ACL. & Eliasaro, S. 2014. Parmotrema marcellii, a new species of Parmeliaceae (lichenized Ascomycota) from Brazil. Brazilian Journal of Botany. Available at: https://www.infona.pl/resource/bwmeta1.element.springer-f5632b5c-ff1d-3f40-9693-46eb75656411 [Accessed February 26, 2019] 【R3-05986】2019/2/26投稿

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3行まとめ

ブラジル、サンタカタリーナ州の磯に発生した岩上生地衣の一種を検討し、Parmotrema marcelliiとして新種記載した。
本種は縁部~主に亜縁部にパスチュールを形成し、上皮層が網目状~斑点状で、アトラノリンおよびサラジン酸を含むことなどで特徴づけられた。
本種は同じく髄層にサラジン酸を含むブラジル南部産の同属他種とは、粉子が桿形であることなどで区別された。
Brazil, Santa Catarina, Floriano polis, Joaquina beach

(新種)

Parmotrema marcellii Gerlach and Eliasaro
語源…Marcelo Pinto Marcelli博士に献名
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Parmotrema hypermaculatum
磯に生息する
本種と異なりパスチュールを欠く
本種と異なり粉子が桿形ではなく糸状
Rimelia pustulata
パスチュールを形成する
本種と異なり地衣体上面が小区画状になる
本種と異なり地衣体の亜縁部が剥離して髄層をあらわす
本種と異なり偽裂芽を形成する
Parmotrema asperum
ブラジルに分布する
磯に生息する
地衣体にシリアを有する
パスチュールを有する
地衣成分としてサラジン酸を含む
本種と異なり小粒状の粉芽を生じる
本種と異なり粉子が桿形ではなく糸状
Parmotrema anchietanum
ブラジルに分布する
磯に生息する
地衣体にシリアを有する
パスチュールを有する
地衣成分としてサラジン酸を含む
本種と異なり小粒状の粉芽を生じる
本種と異なり粉子が桿形ではなく糸状
Parmotrema ruptum
地衣体にシリアを有する
上皮層が網目状~斑点状
地衣成分としてサラジン酸を含む
本種と異なり粉子が桿形ではなく糸状
Parmotrema lobuliferum
地衣体にシリアを有する
上皮層が網目状~斑点状
地衣成分としてサラジン酸を含む
本種と異なり粉子が桿形ではなく糸状
Parmotrema reticulatum
地衣体にシリアを有する
上皮層が網目状~斑点状
地衣成分としてサラジン酸を含む
本種と異なり粉芽塊を有する
本種と異なり粉子が桿形ではなく糸状