2020年3月19日 (仮訳)バナメイエビの頭部廃棄物堆肥から分離された新種、Penicillium pedernalense Laich, F. & Andrade, J. 2016. Penicillium pedernalense sp. nov., isolated from whiteleg shrimp heads waste compost. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. Available at: https://www.microbiologyresearch.org/content/journal/ijsem/10.1099/ijsem.0.001360 [Accessed March 19, 2020] 【R3-07148】2020/3/19投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ エクアドルにおいて堆肥化されたエビの廃棄物に関連する菌を調査し、350菌株を分離してコウジカビ属、アオカビ属など12属を同定した。 そのうちの一種をPenicillium pedernalenseとして新種記載した。 本種はCREA培地で強い酸産生を示し、菌核を形成しないことなどで特徴づけられた。 Ecuador, Pedernales, province of Manabí (新種) Penicillium pedernalense Laich & Andrade 語源…ペデルナレス産の 【よく似た種との区別】 Penicillium infrabuccalum ITSおよびβ-チューブリンに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりエクアドルではなくカナダなどに分布する 本種と異なりエビの廃棄物ではなくアリなどから分離される 本種よりOA培地での生長が遅い 本種ほどYES培地でのコロニーが強く着色しない 本種ほどMEA培地でのコロニーが強く着色しない 本種よりCREA培地での生長が遅い 本種と異なりCREA培地で酸産生を示さない ITSおよびβ-チューブリンに基づく分子系統解析で明瞭に区別される