(仮訳)中国産の新種Perenniporia mopanshanensis
Zhao, C-L. & Ma, X. 2019. Perenniporia mopanshanensis sp. nov. from China. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2019/00000134/00000001/art00005 [Accessed August 21, 2021] 【R3-08709】2021/8/21投稿

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3行まとめ

中国雲南省で採集された白色腐朽菌の一種を検討し、Perenniporia mopanshanensisとして新種記載した。
本種は子実体が背着生で孔口面がクリーム色~藁色、担子胞子が無色楕円形、2菌糸型で骨格菌糸が強いデキストリノイドであることなどで特徴づけられた。
本種はITS+nrLSUに基づく分子系統解析でP. bannaensisと姉妹群を形成した。
中国雲南省玉渓市新平イ族タイ族自治県磨盤山国家森林公園

(新種)

Perenniporia mopanshanensis C.L. Zhao
語源…磨盤山産の
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【よく似た種との区別】
Perenniporia luteola
子実体が多年生
担子胞子が非截断状
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり孔口面がクリーム色、黄褐色~藁色ではなく帯褐黄色
本種より孔口のサイズが小さい
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり骨格菌糸が分枝しないのではなく頻繁に分枝する
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Perenniporia bannaensis
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり子実体が多年生ではなく一年生
本種と異なり孔口面がクリーム色、黄褐色~藁色ではなく帯褐黄色~帯桃黄褐色
本種より孔口のサイズが小さい
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される