(仮訳)北米東部産の新種、Pertusaria appalachensis
Lendemer, JC., Harris, RC. & Elix, JA., 2008. Pertusaria appalachensis, a new species from Eastern North America. Opuscula Philolichenum. Available at: http://clade.ansp.org/botany/people/lendemer/Op5p10.pdf [Accessed May 20, 2017].
【R3-04039】2017/05/20投稿

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3行まとめ

北米東部、アパラチア山脈で採集された樹皮生地衣の一種を検討し、Pertusaria appalachensisとして新種記載した。
本種は子器が疣状で明瞭に隆起し、子嚢が8胞子性、子嚢胞子が小型で無色であることなどで特徴づけられ、髄層にキサントン類を含む初の北米産の種として報告された。
8胞子性子嚢を有するアパラチア山脈南部産トリハダゴケ属地衣および地衣成分としてアルトテリンを含む種の検索表を掲載した。
USA, South Carolina, Pickens Co., along Lookout Trail to Eastatoe Creek National Heritage Preserve

(新種)

Pertusaria appalachensis Lendemer, R.C. Harris & Elix
語源…アパラチア産の
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【よく似た種との区別】
Pertusaria oblongata
樹皮生地衣である
子器が明瞭に隆起する
地衣成分としてアルトテリンおよび6-O-メチルアルトテリンを含む
本種より子嚢胞子が長い
本種と異なり地衣成分としてアルトテリンが主要成分ではなく主要または副次成分である
本種と異なり6-O-メチルアルトテリンが副次成分ではなく主要成分である