(仮訳)ネパール新産のチャワンタケ、Peziza fimeti
Adhikari, MK., 2014. Peziza fimeti (Pezizales: Pezizaceae): New Record of a Cup Fungus from Nepal. Ecoprint. Available at: http://www.nepjol.info/index.php/ECO/article/view/11328 [Accessed October 6, 2017].
【R3-04459】2017/10/7投稿

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3行まとめ

ネパールにおいてウシの糞に発生したPeziza fimetiを報告した。
本種はインド亜大陸およびネパールにおける新産種であった。
本種はネパールから初めて報告された糞生チャワンタケ属菌となった。

(ネパール新産種)

Peziza fimeti (Fuckel) Seaver
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【よく似た種との区別】
Peziza vesiculosa(オオチャワンタケ)
糞生菌である
本種より子嚢盤の直径が大きい
本種と異なり子嚢盤の肉が厚い
本種と異なり子嚢盤の縁部が内側に巻く
本種と異なり子実層面が頻繁に分離して小胞状になる
本種より子嚢胞子の幅が広い
Peziza varia
本種と異なり糞ではなく材に発生する
本種と異なり子嚢胞子表面が平滑ではなく微細な粗面
Peziza bovina
形態的に類似している(同種ともされる)
本種より子嚢胞子のサイズが顕著に大きい
Peziza moravecii(イバリチャワンタケ)
形態的に類似している(容易に混同されうる)
Peziza merdae
形態的に類似している(容易に混同されうる)
Peziza fimetosa
形態的に類似している(容易に混同されうる)
Peziza chlorophysa
形態的に類似している(容易に混同されうる)