(仮訳)サウスシェトランド諸島においてDeschampsia antarcticaの白化を引き起こすPhaeosphaeria deschampsii
Pereira, AB., Velloso, JRP. & Putzke, J. 2021. Phaeosphaeria deschampsii J. Putzke & A.B.Pereira (Ascomycota, Fungi) causing whitening in Deschampsia antarctica Desv. (Poaceae) in the South Shetland Islands. Check List. Available at: https://checklist.pensoft.net/article/75735/ [Accessed December 30, 2021] 【R3-09101】2021/12/30投稿

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3行まとめ

サウスシェトランド諸島においてDeschampsia antarcticaの葉に白化病害を引き起こした菌を検討した。
子嚢殻に斜めの頸部を有し、子嚢胞子に8隔壁を有する点などから、この菌をPhaeosphaeria deschampsiiと同定した。
本種はハーフムーン島で発見されていたが、本研究ではその他の複数の島々に広範に分布していることが示され、おそらく諸島の全個体群が感染していると考えられた。

(エレファント島、キングジョージ島、リヴィングストン島、スノー島新産種)

Phaeosphaeria deschampsii J. Putzke & A.B. Pereira
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【よく似た種との区別】
Phaeosphaeria mounceae
本種と異なり子嚢殻が破出性という特徴を欠く
本種と異なり子嚢殻頸部が斜めという特徴を欠く
本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が8でない
Phaeosphaeria microscopica
南極に分布する
本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が8ではなく3