2021年8月19日 (仮訳)シンガポールの土壌から同定および記載された新種Phialomyces fusiformis Rodriguez, GD. & Decock, C. 2003. Phialomyces fusiformis sp. nov. from soil in Singapore is identified and described. Mycologia. Available at: https://www.jstor.org/stable/3762017 [Accessed August 19, 2021] 【R3-08703】2021/8/19投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ シンガポールにおいて森林土壌から分離された菌を検討し、Phialomyces fusiformisとして新種記載した。 本種はP. macrosporusに類似するが分生子がより長く、形状と装飾も異なっていた。 Phialomyces属の検索表を掲載した。 Singapore, Mac Ritchie Reservoir (新種) Phialomyces fusiformis G. Delgado & Decock 語源…紡錘形の(分生子の形状から) 【よく似た種との区別】 Phialomyces macrosporus 分生子表面が疣状 本種と異なり分生子柄表面が時に僅かに疣状なのではなく平滑 本種と異なりフィアライド基部が時に僅かに疣状なのではなく平滑 本種より分生子が短い 本種より分生子の長さ/幅比が小さい 本種と異なり分生子が楕円状紡錘形~レモン形で両端が嘴状なのではなく主に類球形~僅かに楕円形で両端が嘴状 本種ほど分生子の装飾が粗くない Stachybotrys theobromae フィアライドが大型 分生子が大型 分生子が有色 分生子表面が時に疣状 本種と異なりフィアライドが2-3つではなく3–5つ輪生する Penicillifer japonicus フィアライドが大型 フィアライドに明瞭なカラレットを有する 本種と異なりフィアライドが2-3つではなく3-6つの集まりをなす 本種と分生子形成様式が異なる 本種と分生子の形状が異なる