(仮訳)ブラジルのセラード・バイオームに産したPhlebopus beniensis
Calaça, FJS. et al., 2018. Phlebopus beniensis (Boletinellaceae, Boletales) in the Brazilian Cerrado biome. Rodriguésia. Accessed July 10, 2018. Available at: http://www.scielo.br/pdf/rod/v69n2/2175-7860-rod-69-02-0939.pdf [Accessed July 10, 2018].
【R3-05291】2018/7/10投稿

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3行まとめ

ブラジル、ゴイアス州のセラード・バイオームで採集されたPhlebopus beniensisを報告した。
本種はブラジルにおいては大西洋岸森林のみから知られており、セラード・バイオームからは初記録となった。
本種は撹乱された草地や森林に生じ、昆虫による菌食が認められた。

(セラード・バイオーム新産種)

Phlebopus beniensis (Singer & Digilio) Heinem. & Rammeloo
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【よく似た種との区別】
Phlebopus brasiliensis
ブラジルに分布する
形態的に非常に類似している
本種より傘のサイズが小さい
本種と異なり傘肉が露出すると青変する
本種と異なり柄肉が露出すると青変する
本種よりシスチジアが不明瞭
本種よりシスチジアの数が少ない
Phlebopus tropicus
ブラジルに分布する
本種と異なり孔口の幅が広い
本種と異なり孔口が類皺状~boletinus型
本種より担子胞子のサイズが大きい
Phlebopus portentosus
ブラジルに分布する
本種より子実体が暗色
本種より担子胞子のサイズが大きい
Phlebopus harleyi
ブラジルに分布する
本種と異なり柄表面に微細な装飾を有する
本種と異なり担子胞子が短楕円形ではなく球形~類球形
Phlebopus braunii
ブラジルに分布する
本種と異なり傘がオリーブ色を帯びる
本種より担子胞子のサイズが大きい