(仮訳)ジャノヒゲに発生した新種Phyllosticta ophiopogonis
Wikee, S. & Wulandari, N., 2012. Phyllosticta ophiopogonis sp. nov. from Ophiopogon japonicus (Liliaceae). Saudi Journal of …. Available at: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1319562X11000696 [Accessed December 16, 2013].
【R3-00148】2013/12/16投稿

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3行まとめ

タイ各地でジャノヒゲの園芸品種の葉に斑点病が確認され、病斑から常にPhyllosticta属菌が分離された。
分生子殻や分生子などの形態に基づき、本種をPhyllosticta ophiopogonisとして新種記載した。
本種の有性世代は天然でも培養下でも確認されなかった。
Thailand, Chiang Rai Province, Khun Korn Waterfall

(新種)

Phyllosticta ophiopogonis Wulandari, Wikee and Hyde
語源…ジャノヒゲ属の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Phyllosticta cruenta var. discincta
同じ(旧)ユリ科植物(アマドコロ属)に寄生する
本種と形態的に最も類似している
付属糸の長さが類似している
本種よりも分生子殻のサイズが大きい
本種よりも分生子のサイズが大きい
本種よりも分生子の鞘のサイズが小さい
Phyllosticta hypoglossi
同じ(旧)ユリ科植物(ナギイカダ属)に寄生する
分生子のサイズが類似している
本種よりも分生子殻のサイズが大きい
本種よりも分生子殻が厚い
本種よりも長い付属糸を持つ
Phyllosticta aspidistricola
同じユリ科植物(ハラン)に寄生する
本種より分生子殻の短軸が長い
本種より分生子形成細胞の幅が狭い
本種よりも分生子の幅が大きい
本種よりも長い付属糸を持つ
Phyllosticta crypta
同じ(旧)ユリ科植物(シオデ属)に寄生する
分生子殻のサイズが類似している
分生子形成細胞のサイズが類似している
本種よりも分生子のサイズが小さい
本種よりも短い付属糸を持つ
Phyllosticta cumminsii
同じ(旧)ユリ科植物(シオデ属)に寄生する
付属糸の長さが類似している
本種より分生子殻の短軸が長い
本種より分生子形成細胞の幅が広い
本種よりも分生子のサイズが小さい
本種よりも分生子の鞘のサイズが大きい
Phyllosticta discincta
同じユリ科植物(ウブラリア属)に寄生する
付属糸の長さが類似している
本種よりも分生子の鞘のサイズが小さい
Phyllosticta hemerocallidis
同じユリ科植物(ワスレグサ属)に寄生する
本種よりも分生子の幅が狭い
Phyllosticta subeffusa
同じ(旧)ユリ科植物(シオデ属)に寄生する
分生子のサイズが類似している
本種よりも分生子殻の短軸が長い
Phyllosticta yuccae
同じ(旧)ユリ科植物(ユッカ属)に寄生する
分生子の鞘のサイズが類似している
付属糸の長さが類似している
本種より分生子殻が厚い