2018年5月27日 (仮訳)韓国産の未記載の接合菌2種の系統学的地位:Actinomucor elegansおよびMucor minutus Nguyen, TTT et al., 2017. Phylogenetic Status of Two Undescribed Zygomycete Species from Korea: Actinomucor elegans and Mucor minutus. Mycobiology. Available at: https://synapse.koreamed.org/search.php?where=aview&id=10.5941/MYCO.2017.45.4.344&code=0184MB&vmode=FULL [Accessed May 27, 2018]. 【R3-05161】2018/5/27投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 韓国において淡水および土壌から分離した接合菌2種を検討し、それぞれActinomucor elegansおよびMucor minutusと同定した。 これら2種を韓国新産種として報告した。 両種のコロニー写真、顕微鏡写真、記載文などを掲載し、ITS領域に基づく分子系統解析を実施した。 (韓国新産種) Actinomucor elegans (Eidam) C.R. Benj. & Hesselt. 【よく似た種との区別】 Actinomucor elegans var. meitauzae 本種より胞子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり最大生長温度が35°Cではなく40°C Actinomucor elegans var. kuwaitiensis 本種より胞子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり最大生長温度が35°Cではなく40°C Mucor fuscus ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり韓国における分布が知られていない ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (韓国新産種) Mucor minutus (Baijal & B.S. Mehrotra) Schipper 【よく似た種との区別】 Mucor flavus 柱軸のサイズが同一 ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり韓国における分布が知られていない 本種より胞子嚢胞子のサイズが大きい ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される