2019年9月21日 (仮訳)Bonomyces属の系統分類学的研究、およびClitocybe属からの2件の新組み合わせ Alvarado, P. et al., 2018. Phylogenetic studies on Bonomyces (Tricholomatineae, Agaricales) and two new combinations from Clitocybe. Cryptogamie, Mycologie. Available at: http://sciencepress.mnhn.fr/sites/default/files/articles/pdf/crypto-myco2018-v39f2a1.pdf [Accessed September 21, 2019] 【R3-06609】2019/9/21投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Bonomyces属の系統学的位置を検討し、本種がCleistocybe属に近縁であることを示した。 また、Clitocybe属の2種をB. afrosinopicusおよびB. arnoldiiとして本属に移した。 両種およびB. sinopicusの記載文、生態写真、顕微鏡写真などを掲載した。 (その他掲載種) Bonomyces sinopicus (Fr.) Vizzini 【よく似た種との区別】 Bonomyces afrosinopicus nrLSU+rpb2+tef1+nrSSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘下表皮菌糸に粗い結晶を伴う nrLSU+rpb2+tef1+nrSSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Bonomyces arnoldii 形態的に類似している(同種と考えられたことがある) nrLSU+rpb2+tef1+nrSSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘表面に幼時鱗片を伴う 本種と異なり柄表面に時に鱗片を伴う 本種と異なり傘表皮菌糸の末端細胞が棍棒形 nrLSU+rpb2+tef1+nrSSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (新組み合わせ) Bonomyces afrosinopicus (P.-A. Moreau) P. Alvarado, P.-A. Moreau, Youcef Khodja & Contu 旧名:Clitocybe afrosinopica P.-A. Morea 【よく似た種との区別】 Bonomyces sinopicus nrLSU+rpb2+tef1+nrSSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘下表皮菌糸に粗い結晶を伴うという特徴を欠く nrLSU+rpb2+tef1+nrSSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Bonomyces arnoldii nrLSU+rpb2+tef1+nrSSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘表面に幼時鱗片を伴う 本種と異なり柄表面に時に鱗片を伴う 本種と異なり傘表皮菌糸の末端細胞が棍棒形 nrLSU+rpb2+tef1+nrSSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (新組み合わせ) Bonomyces arnoldii (Boud.) P.-A. Moreau, Vizzini & P. Alvarado 旧名:Clitocybe arnoldii Boud. 【よく似た種との区別】 Bonomyces sinopicus 形態的に類似している(同種と考えられたことがある) nrLSU+rpb2+tef1+nrSSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘表面に幼時鱗片を伴うという特徴を欠く 本種と異なり柄表面に時に鱗片を伴うという特徴を欠く 本種と異なり傘表皮菌糸の末端細胞が棍棒形という特徴を欠く nrLSU+rpb2+tef1+nrSSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Bonomyces afrosinopicus nrLSU+rpb2+tef1+nrSSUおよびITSに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘表面に幼時鱗片を伴うという特徴を欠く 本種と異なり柄表面に時に鱗片を伴うという特徴を欠く 本種と異なり傘表皮菌糸の末端細胞が棍棒形という特徴を欠く nrLSU+rpb2+tef1+nrSSUおよびITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される