2015年6月5日 （仮訳）アルジェリアにおいて”grapevine trunk disease”を引き起こすNeofusicoccum属菌の系統およびNeofusicoccum algerienseの新種記載 Berraf-Tebbal, A., Guereiro, MA. & Phillips, AJLL. 2014. Phylogeny of Neofusicoccum species associated with grapevine trunk diseases in Algeria, with description of Neofusicoccum algeriense sp. nov. Phytopathologia Mediterranea. … Available at: http://www.fupress.net/index.php/pm/article/view/14385 [Accessed June 4, 2015]. 【R3-01891】2015/06/05投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ アルジェリア北部において”grapevine trunk disease”を引き起こすボトリオスフェリア科菌類を調査し、Neofusicoccum属類似の67菌株を得た。 新種Neofusicoccum algerienseを含む4種を同定した。 そのうち、分離頻度が最も高かったのはN. parvumであり、N. mediterraneumおよびN. australeは一度しか見出されなかった。 Algeria, Ain-Benian （新種） Neofusicoccum algeriense A. Berraf-Tebbal & A.J.L. Phillips 語源…アルジェリア産の 【よく似た種との区別】 Neofusicoccum occulatum ITS+EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりアルジェリアではなくオーストラリアなどに分布する 本種と異なりブドウではなくユーカリ属植物などを宿主とする 本種より分生子のサイズが小さい ITS+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Neofusicoccum kwambonambiense ITS+EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりアルジェリアではなく南アフリカなどに分布する 本種と異なりブドウではなくSyzygium cordatumなどを宿主とする 本種より分生子のサイズが大きい ITS+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される