(仮訳)チェコ、チェスケー・シュヴィーツァルスコ国立公園産の新組み合わせPirottaea lychnidis
Chlebická, M. & Konvalinková, T., 2010. Pirottaea lychnidis comb. nov. from the Bohemian Switzerland National Park, Czech Republic. Czech Mycology. Available at: http://www.czechmycology.org/_cm/CM62103.pdf [Accessed April 17, 2015].
【R3-01743】2015/04/17投稿

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3行まとめ

チェコのチェスケー・シュヴィーツァルスコ国立公園において、Silene dioicaの枯れた茎に発生した菌を検討した。
この菌をPyrenopeziza lychnidisと同定し、新組み合わせPirottaea lychnidisを提唱した。
また、チェコ産Pirottaea属菌の標本を宿主とともに再同定し、チェコ産の本属菌として4種を認めた。

(新組み合わせ)

Pirottaea lychnidis (Desm. ex Sacc.) M. Chleb.
旧名:Pyrenopeziza lychnidis (Desm.) Rehm.
(基礎異名はPyrenopeziza sphaerioides (Pers.) Fuckel)
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【よく似た種との区別】
Pirottaea pilosissima
本種と異なりマンテマ属ではなくGeranium sylvaticumを宿主とする
本種より子嚢盤のサイズが小さい
本種より剛毛が長い
本種より剛毛の各細胞が長い
本種と異なり剛毛の隔壁数が(2-)3-4ではなく5-6
本種と異なり外皮層に豊富に矩形菌糸組織を含む
本種と異なり外皮層の表面全体が多角菌糸組織からなる
本種と異なり子嚢盤縁部に菌糸状末端を多数有するのではなく、それらが疎らか剛毛の縁にほぼ完全に覆われる

(その他掲載種)

Pirottaea gallica Sacc.
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(その他掲載種)

Pirottaea senecionis (Cooke & W. Phillips) Nannf.
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(その他掲載種)

Pirottaea adenostylidis Nannf.
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