(仮訳)新種Pisolithus hypogaeus:西オーストラリア産のPisolithus属地下生菌
Thomas, SR. et al., 2003. Pisolithus hypogaeus sp. nov.: A hypogeous representative of the genus Pisolithus from Western Australia. Mycotaxon. Available at: http://www.mycotaxon.com/vol/abstracts/87/87-405.html [Accessed February 15, 2022] 【R3-09241】2022/2/15投稿

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3行まとめ

オーストラリア、西オーストラリア州で採集された地下生菌の一種を検討し、Pisolithus hypogaeusとして新種記載した。
本種はユーカリと外生菌根を形成し、Pisolithus属菌としては初の地下生菌であり、子実体が微笑で、基部が根状でないことなどで特徴づけられた。
本種はオーストラリア産の2種の地上生Pisolithus属未記載種に近縁であった。
Star Swamp Reserve, WA, Australia

(新種)

Pisolithus hypogaeus S.R. Thomas, Dell & Trappe
語源…地下生の
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【よく似た種との区別】
Scleroderma spp.
形態的に類似している(混同のおそれがある)
本種と異なり担子胞子の塊が常に褐色なのではなく未熟時白色で成熟すると紫黒色~褐黒色となる
Horakiella spp.
形態的に類似している(混同のおそれがある)
本種と異なり担子胞子の装飾が癒合した刺状ではなく浅い線状、皺状、網目状、または微細な刺状である
本種より担子胞子が厚壁