(仮訳)Pluteus aurantiorugosusおよびCoprinus patouillardii – ルーマニア産の大型菌類の新記録
Radu, M-I. & Şesan, T-E., 2013. Pluteus aurantiorugosus (Trog) Sacc. and Coprinus patouillardii Quél. – new records of macrofungi for Romania. Acta Mycologica. Available at: https://pbsociety.org.pl/journals/index.php/am/article/view/am.2013.020 [Accessed April 27, 2014].
【R3-00652】2014/04/27投稿

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3行まとめ

Pluteus aurantiorugosusおよびCoprinus patouillardiiを、ルーマニアから初めて報告した。
両種はともに稀産種で、後者は非常に小型であることから従来見落とされていたと考えられた。
両種は2009年と2011年にルーマニアのブカレスト周辺で行われた多様性と分布の調査により発見、同定された。

(ルーマニア新産種)

Pluteus aurantiorugosus (Trog) Sacc.
ヒイロベニヒダタケ
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(ルーマニア新産種)

Coprinopsis patouillardii (Quél.) G. Moreno
クズヒトヨタケ
※論文中ではCoprinus patouillardiiの学名が用いられている。
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【よく似た種との区別】
Coprinopsis cordispora(グンバイクズヒトヨタケ)
担子胞子のQ値の範囲が重なる
本種と異なりサイレージ、藁、古い糞が混ざった土壌などではなく新しい糞に発生する
本種より傘の直径が大きい
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり担子胞子が比較的心形に近い
本種と異なり側シスチジアを欠く