(仮訳)米国ウィスコンシン州産の新種、Pluteus aurantipes
Minnis, AM., Sundberg, WJ. & Nelsen, SF., 2006. Pluteus aurantipes sp. nov. from Wisconsin, United States. Mycologia. Available at: https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/15572536.2006.11832669 [Accessed February 11, 2020] 【R3-07037】2020/2/11投稿

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3行まとめ

米国ウィスコンシン州で採集された菌を検討し、Pluteus aurantipesとして新種記載した。
本種は傘が帯黄褐色で柄が帯赤橙色、側シスチジアを欠き、傘表皮が毛状被からなることなどで特徴づけられた。
本種は単一の標本を基に記載されたが、何度もの探索にもかかわらず1度しか採集されず、稀産種と考えられた。
USA. Wisconsin, Lafayette County, near Belmont, Belmont Mound Woods State Natural Area

(新種)

Pluteus aurantipes Minnis, Sundb. & Nelsen
語源…橙色の柄の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Pluteus aurantiorugosus(ヒイロベニヒダタケ)
柄が桃色~橙色を帯びる
本種と異なり傘表皮が毛状被ではなく細胞状
Pluteus flammipes
柄が桃色~橙色を帯びる
本種と異なり傘表皮が毛状被ではなく細胞状
Pluteus laetifrons
柄が桃色~橙色を帯びる
本種と異なり傘表皮が毛状被ではなく細胞状
Pluteus laetus
柄が桃色~橙色を帯びる
本種と異なり傘表皮が毛状被ではなく細胞状
Pluteus glabrescens
柄が桃色~橙色を帯びる
本種と形態的に異なる
Pluteus roseipes
柄が桃色~橙色を帯びる
本種と形態的に異なる
Pluteus rubrotomentosus
柄が桃色~橙色を帯びる
本種と形態的に異なる
Pluteus aurantiopustulatus
子実体が微小
柄が橙色
傘表皮の形態が類似している
本種と異なり傘が帯黄褐色ではなく橙色