2019年4月2日 (仮訳)中国新産種、Pluteus losulus Hosen, MI. et al., 2018. Pluteus losulus, a new record from south China. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2019/00000133/00000004/art00017 [Accessed April 2, 2019] 【R3-06091】2019/4/2投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国広東省からPluteus losulusを中国新産種として報告した。 本種は傘が帯灰褐色~褐色で低い中丘を有し、側シスチジアが鉤状でメチュロイド、傘表皮に頻繁にクランプを有することなどで特徴づけられた。 中国産標本はアフリカ産標本と子実体や柄のサイズ、側シスチジアの色などが異なっていたが変異と考えられ、ITS領域の塩基配列は99%一致した。 (中国新産種) Pluteus losulus (Beeli) Justo 【よく似た種との区別】 Pluteus atromarginatus(クロフチシカタケ) ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり針葉樹を宿主とする 本種より子実体のサイズが比較的大きい 本種と異なり傘表面に放射状繊維紋を有するのではなく繊維状~鱗片状 本種と異なり襞の縁部が暗褐色 本種と異なり側シスチジアが非常に厚壁 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pluteus atrofibrillosus ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘表面に放射状繊維紋を有するのではなく繊維状~小鱗片状 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり側シスチジア頂部の鉤状突起が主に2 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pluteus spinulosus ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子実体が褐色 本種と異なり側シスチジア頂部に通常鉤状突起を欠く 本種と異なり柄シスチジアを欠く ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される