2019年4月20日 (仮訳)中国新産種、Pluteus umbrosoidesおよびP. chrysaegis Hosen, MI. et al., 2018. Pluteus umbrosoides and P. chrysaegis, new records from China. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/contentone/mtax/mt/2019/00000133/00000004/art00003 [Accessed April 20, 2019] 【R3-06144】2019/4/20投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Pluteus umbrosoidesおよびP. chrysaegisを中国新産種として報告した。 前者は吉林省、後者は広東省および湖南省で採集された。 前者は傘が褐色~暗褐色で小鱗片を有し、柄がほぼ平滑で担子胞子が楕円形である点、後者は傘が明黄色で担子胞子が球形~類球形、縁シスチジアが紡錘状~瓶形で長い付属糸を有することなどで特徴づけられた。 (中国新産種) Pluteus umbrosoides E.F. Malysheva 【よく似た種との区別】 Pluteus umbrosus(フチドリベニヒダタケ) ロシアに分布する 形態的に類似している ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりスペイン、イタリア、トルコにおける分布が知られている 本種と異なり中国における分布が知られていない 本種と異なり傘縁部に顕著な綿毛が懸垂するかオーバーハングするように覆う 本種と異なり襞が褐色に縁どられる 本種と異なり柄表面がほぼ平滑なのではなく平滑でない 本種より傘表皮の細胞が長い 本種と異なり柄シスチジアが稀ではなく豊富 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pluteus granularis 形態的に類似している ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国ではなく米国などに分布する 本種と異なり傘縁部に顕著な綿毛が懸垂するかオーバーハングするように覆う 本種と異なり襞が褐色に縁どられる 本種と異なり柄表面がほぼ平滑なのではなく平滑でない 本種より傘表皮の細胞が長い 本種と異なり柄シスチジアが稀ではなく豊富 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (中国新産種) Pluteus chrysaegis (Berk. & Broome) Petch