2018年1月26日 （仮訳）新種Pochonia globispora Zare, R. & Gams, W. 2007, Pochonia globispora sp. nov. Nova Hedwigia. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/schweiz/novh/2007/00000084/F0020003/art00008 [Accessed January 25, 2018]. 【R3-04793】2018/1/26投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ オランダおよびドイツにおいて根圏から分離された菌を検討し、Pochonia globisporaとして新種記載した。 本種は生長が遅く、フィアライドの頸部が非常に細長く、分生子が球形で頭状をなし、シアノフィリックであることなどで特徴づけられた。 また、本種は多細胞の網状厚壁胞子を欠く唯一の本属菌として報告された。 Netherlands （新種） Pochonia globispora Zare & W. Gams 語源…球形の胞子の 【よく似た種との区別】 Pochonia chlamydosporia ドイツに分布する 土壌から分離される ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり線虫の卵の病原菌として知られている ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pochonia suchlasporia 分生子が類球形 ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりドイツおよびオランダではなくスウェーデンなどに分布する 本種と異なり線虫の卵に発生する 本種より分生子の幅が狭い ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pochonia rubescens オランダに分布する 分生子が類球形 ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりスコットランドにおける分布が知られている 本種と異なり線虫の卵に発生する 本種より分生子の幅が狭い ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される