(仮訳)トルコにおけるCortinarius atroalbusおよびC. duracinobtususの存在
Sesli, E. 2020. Presence of Cortinarius atroalbus M.M.Moser and C. duracinobtusus Rob. Henry (Basidiomycota, Cortinariaceae) in Turkey. Anatolian Journal of Botany. Available at: https://dergipark.org.tr/en/pub/ajb/issue/56687/792297 [Accessed April 18, 2022] 【R3-09427】2022/4/18投稿

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3行まとめ

トルコ、トラブゾン県からトルコ新産種としてCortinarius atroalbusおよびC. duracinobtususを報告した。
前者は高山の草地においてコケの間に、後者はトウヒ属の樹下にそれぞれ発生していた。
両種の記載文、生態写真、顕微鏡写真と類似種との相違点などを掲載した。

(トルコ新産種)

Cortinarius atroalbus M.M. Moser
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【よく似た種との区別】
Cortinarius depressus
本種より傘の直径が大きい
本種と異なり傘が暗い帯赤褐色
本種と異なり襞が淡い帯黄色~黄褐色
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種と異なり担子胞子が楕円形ではなく狭楕円形

(トルコ新産種)

Cortinarius duracinobtusus Rob. Henry
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【よく似た種との区別】
Cortinarius azureus(ハイムラサキフウセンタケ)
担子胞子のサイズの範囲が重なる
本種と異なり傘が褐色、橙褐色、暗黄色~褐色ではなく灰紫色または淡紫褐色
本種と異なり傘が鐘形~円錐形で典型的には広く大きい中丘を有するのではなく鈍円錐形~扁平
本種と異なり襞が広く付着する
本種と異なり担子胞子が楕円形ではなく類球形~楕円形