2022年2月5日 (仮訳)メキシコ新産種、Unguiculariopsis ravenelii Raymundo, T. et al., 2020. Primer registro de Unguiculariopsis ravenelii (Leotiomycetes, Ascomycota) en México. Acta Botanica Mexicana. Available at: https://abm.ojs.inecol.mx/index.php/abm/article/view/1666 [Accessed February 5, 2022] 【R3-09212】2022/2/5投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ メキシコの8州で採集されたUnguiculariopsis raveneliiをメキシコ新産種として報告した。 本種は菌寄生菌であり、熱帯乾燥林においてRhytidhysteron rufulumの子実体に群生していた。 Unguiculariopsis属菌の報告もメキシコからは初となった。 (メキシコ新産種) Unguiculariopsis ravenelii (Berkeley & M.A. Curtis) W.Y. Zhuang & Korf ヤドリビョウタケ 【よく似た種との区別】 Unguiculariopsis hysterigena 北米に分布する 同じRhytidhysteron属菌を宿主とする 子嚢が円筒形 子嚢が8胞子性 子嚢において胞子が1列で配列する 子嚢胞子が無色 子嚢胞子が球形 子嚢胞子表面が平滑 外被層が”textura pruinosa”である 毛が鉤状で頂部が屈曲する 本種と異なりメキシコにおける分布が知られていない 本種と異なりRhytidhysteron rufulumではなくR. hysterinumなどを宿主とする 本種と異なり子実層面が橙色ではなく帯ワイン褐色 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり外被層が帯灰褐色ではなく帯灰色 本種より毛が長い