(仮訳)Cephalotheca foveolataによる血流感染症可能性例
Lu, LL. et al., 2015. Probable case of Cephalotheca foveolata bloodstream infection. JMM Case Reports. Available at: https://www.microbiologyresearch.org/content/journal/jmmcr/10.1099/jmmcr.0.000045 [Accessed September 2, 2022] 【R3-09838】2022/9/2投稿

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3行まとめ

従来腐生菌として知られてきたが、様々なヒトの組織から分離されているCephalotheca foveolataについて、初とみられる血液からの分離例を報告した。
59歳男性の血液由来の菌はPhialemonium様アナモルフを形成し、のちに閉子嚢殻と帯赤褐色の子嚢胞子を形成し、C. foveolataとの同定はITS配列によって確かめられた。
患者は経験的抗真菌薬治療と広域抗菌薬治療により臨床的改善をみた。

(その他掲載種)

Cephalotheca foveolata Yaguchi, Nishimura & Udagawa
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