(仮訳)アジア産の桿形の担子胞子を形成する新種、Pseudoarmillariella bacillaris
Zhu-Liang, Y., Bang, F. & Yan-Jia, H., 2013, Pseudoarmillariella bacillaris, a new species with bacilliform basidiospores in Asia. kib.cas.cn. Available at: http://www.kib.cas.cn/yjzwz/sdsys/zjytxyjz/tnh_fblw/201311/P020131118667025905375.pdf [Accessed January 23, 2014].
【R3-00309】2014/01/23投稿

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3行まとめ

中国南西部からPseudoarmillariella bacillarisを新種記載した。
本種は他のPseudoarmillariella属菌とは、担子胞子が桿形である点や分子系統解析などによって区別された。
また、本種はPseudoarmillariella属菌として、初めてアジアから報告された種となった。
中国四川省凉山彝族自治州木里県~甘孜蔵族自治州稲城県

(新種)

Pseudoarmillariella bacillaris Zhu L. Yang, B. Feng & Y.J. Hao
語源…桿形の
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【よく似た種との区別】
Pseudoarmillariella ectypoides
nrLSU/5.8Sに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり中国ではなく米国に分布する
本種より傘が淡色
本種より襞が淡色
本種より柄が淡色
本種より担子胞子が短い
本種より担子胞子が幅広い
本種と異なり担子胞子が桿形ではなく楕円形
nrLSU/5.8Sに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Pseudoarmillariella fistulosa
本種と異なり中国ではなくニュージーランドに分布する
本種と異なり柄が中空
本種より担子胞子が短い
本種より担子胞子が幅広い
本種と異なり担子胞子が桿形ではなく卵形
本種と異なり縁シスチジアを持つ(棍棒形)