(仮訳)日本の茨城県のスギ林から見出された暗色で隔壁を持つエンドファイトの新種、Pseudosigmoidea ibarakiensis
Diene, O., Wang, W. & Narisawa, K., 2013. Pseudosigmoidea ibarakiensis sp. nov., a Dark Septate Endophytic Fungus from a Cedar Forest in Ibaraki, Japan. Microbes and environments/JSME. Available at: http://europepmc.org/abstract/MED/24005845 [Accessed November 10, 2013].
【R3-00010】2013/11/20投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

茨城県阿見町のスギ林土壌から分離されたDSE(暗色で隔壁を持つエンドファイト)の一種を新種Pseudosigmoidea ibarakiensisとして記載した。
ハクサイとキュウリの苗に対する接種試験の結果、本種がエンドファイトとして細胞間および細胞内に定着することが示唆され、他にも広範な植物を宿主とすることが示唆された。
本種は硝酸ナトリウムを有機体窒素に置換した条件でキュウリの生長を促進し、低pH条件でハクサイの生長を促進した。
茨城県阿見町

(新種)

Pseudosigmoidea ibarakiensis O. Diene, & K. Narisawa
語源…茨城産の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Pseudosigmoidea cranei
本種より分生子形成細胞が短い
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり胞子形成に水没が必須