2023年5月14日 (仮訳)スヴァールバル諸島産の新属Pseudoxenochalaraおよび新種P. grumantiana Iliushin, VA. & Kirtsideli, IY. 2023. Pseudoxenochalara gen. nov. (Dermateaceae, Helotiales), with P. grumantiana sp. nov. from the Svalbard archipelago. Botanica Serbica. Available at: https://doiserbia.nb.rs/Article.aspx?ID=1821-21582301055I#.ZF-keHbP2Uk [Accessed May 14, 2023] 【R3-10600】2023/5/14投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ノルウェー、スヴァールバル諸島のツンドラ土壌から分離された菌を検討し、新属新種Pseudoxenochalara grumantianaを記載した。 本種は形態的にはXenochalara属に類似していたが、分生子柄が筆状に分枝し、フィアライドがアンプル形~円筒形、分生子がより大型で卵状~楕円形、菌糸の幅がより広いことなどで特徴づけられた。 また、本種は分子系統解析でもXenochalara属と異なる独自の系統を形成した。 Norway, the Svalbard archipelago, near the settlement of Barentsburg (新種) Pseudoxenochalara grumantiana V.A. Iliushin & I.Y. Kirtsideli 語源…(属名)偽のXenochalara属/(種小名)グルマントの 【よく似た種との区別】 Xenochalara spp. 形態的に類似している ITS+LSU+RPB2+BenAに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子柄が筆状に分枝するという特徴を欠く 本種と異なり分生子形成細胞がアンプル形~円筒形でない 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子が卵状~楕円形でない 本種より菌糸の幅が狭い ITS+LSU+RPB2+BenAに基づく分子系統解析で明瞭に区別される