(仮訳)Gouania属に生じた新種Puccinia austroyunnanica
Zhuang, J-Y. & Wei, S-X. 2001. Puccinia austroyunnanica sp. nov. on Gouania. Mycotaxon. Available at: https://www.mycotaxon.com/vol/abstracts/78/78.345.html [Accessed August 20, 2022] 【R3-09801】2022/8/20投稿

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3行まとめ

中国雲南省においてGouania leptostachyaの葉に発生したさび菌の一種を掲載し、Puccinia austroyunnanicaとして新種記載した。
本種は糸状体が無色で基部に1隔壁を有し、冬胞子に粗い疣を有することなどで特徴づけられ、精子およびさび胞子世代は見出されなかった。
同じ属を宿主とするPuccinia属菌には6種が知られ、そのうちP. gouaniaeは顕微鏡的形態が類似していたが、その他はかなり異なっていた。
中国雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州

(新種)

Puccinia austroyunnanica J.Y. Zhuang & S.X. Wei
語源…雲南南部の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Puccinia gouaniae
同じGouania属植物を宿主とする
顕微鏡的形態が類似している
夏胞子堆糸状体のサイズが類似している
夏胞子のサイズが類似している
冬胞子のサイズが類似している
本種と異なり中国ではなく西インド諸島、中米、南米などに分布する
本種と異なり夏胞子が暗肉桂褐色
本種と異なり夏胞子が倒卵状または三角状倒卵状
本種と異なり夏胞子に2-3の明瞭な赤道面またはそれより上方に位置する発芽孔を有する