(仮訳)ビルマ産のクサギ属植物を宿主とする新種Puccinia reynoldsii
Thaung, MM., 2011. Puccinia reynoldsii sp. nov. on Clerodendrum (Lamiaceae) from Burma. Taiwania. Available at: http://tai2.ntu.edu.tw/taiwania/pdf/tai.2011.56.301.pdf [Accessed March 30, 2015].
【R3-01691】2015/03/31投稿

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3行まとめ

ビルマ中部においてClerodendrum indicumおよびクサギ属の一種の葉に生じたさび菌を検討し、Puccinia reynoldsiiとして新種記載した。
本種は葉の下面に冬胞子堆を類球形の斑点状に形成し、冬胞子が楕円形で2細胞からなることなどで特徴づけられた。
本種は冬胞子に刺を欠き、柄に付属糸も有さないことなどで、同じクサギ属植物を宿主とする他種と区別された。
Burma, Pyinmana

(新種)

Puccinia reynoldsii Thaung
語源…ミャンマー産菌類を研究したDon R. Reynolds博士に献名
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Prospodium tirumalense
同じクサギ属植物を宿主とする
中間胞子を形成する
本種と異なりミャンマーではなくインドなどに分布する
本種と異なり宿主がClerodendrum indicumではなくC. inermeなどである
本種と異なり冬胞子が平滑ではなく刺状
本種と異なり冬胞子の柄が平滑ではなく付属糸を有する
Prospodium erebia
同じクサギ属植物を宿主とする
本種と異なりミャンマーではなく南アジア、東南アジア、東アジア、およびパプアニューギニアなどに分布する
本種と異なりClerodendrum indicumではなくC. commersoniiC. fragransC. inermeC. minahassaeを宿主とする
本種と異なり冬胞子が平滑ではなく刺状
本種と異なり冬胞子の柄が平滑ではなく付属糸を有する