2018年8月28日 （仮訳）P. rudectaグループの新種Punctelia eganiiおよびその本属初の二次代謝産物 Hodkinson, BP. & Lendemer, JC. 2011. Punctelia eganii, a new species in the P. rudecta group with a novel secondary compound for the genus. Opuscula Philolichenum. Available at: https://www.researchgate.net/publication/265155405_Punctelia_eganii_a_new_species_in_the_P_rudecta_group_with_a_novel_secondary_compound_for_the_genus [Accessed August 27, 2018]. 【R3-05438】2018/8/28投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 米国アラバマ州で採集された樹皮生地衣の一種を検討し、Punctelia eganiiとして新種記載した。 本種はP. rudectaグループに含まれ、当該種と形態的に同一であった。 本種からはハクテンゴケ属初の二次代謝産物となるリケキサントンが見出された。 U.S.A., Alabama, Monroe Co., Haines Island Park, forest trail near boat ramp, public recreation area operated by the U.S. Army Corps of Engineers, 20 mi N of Monroeville, along the Alabama River （新種） Punctelia eganii Hodkinson & Lendemer 語源…タイプ標本採集者のRobert S. Egan氏に献名 【よく似た種との区別】 Punctelia rudecta（トゲハクテンゴケ） 形態的に同一である（形態のみでは識別不能と思われる） 地衣体下面が淡色 裂芽を豊富に有する 裂芽が円筒形 裂芽に皮層を有する 地衣成分としてレカノール酸を含む 本種と異なり偽盃点が紫外線照射下で顕著な蛍光を発するという特徴を欠く 本種と異なり地衣成分としてリケキサントンを含まない Punctelia missouriensis 形態的に類似している（混同のおそれがある） 本種と異なり粉芽を有する 本種と異なり地衣成分としてリケキサントンを含まない Punctelia punctilla 形態的に類似している（混同のおそれがある） 本種と異なり粉芽を有する 本種と異なり地衣成分としてリケキサントンを含まない