(仮訳)インド、タミル・ナードゥ州で採集された南西ガーツ新産種、Ramalina obtusata
Mariraj, M. et al., 2021. Ramalina obtusata, a new lichen flora addition to Southern Western Ghats, Tamil Nadu, India. Trees, Forests and People. Available at: https://reader.elsevier.com/reader/sd/pii/S2666719321000790 [Accessed September 20, 2021] 【R3-08798】2021/9/20投稿

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3行まとめ

インド、タミル・ナードゥ州の西ガーツ山脈南部においてRamalina obtusataを採集し、インド南部における新産種として報告した。
本種の形態学的検討および薄層クロマトグラフィーなどを実施し、地衣成分としてエベルン酸およびオブツザト酸を検出した。
本種を含むRamalina属地衣4種の形態形質、呈色反応、地衣成分の比較表を掲載した。

(インド南部、タミル・ナードゥ州新産種)

Ramalina obtusata (Arnold) Bitter
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Ramalina baltica
形態的に類似している(しばしば混同される)
子器を欠く
偽盃点を欠く
裂芽を欠く
髄層がC陰性
髄層がK陰性
髄層がKC陰性
髄層がPD陰性
地衣成分としてエベルン酸を含む
本種より地衣体の丈が低い
本種と異なり地衣体が帯緑黄色ではなく帯緑灰色
本種と異なり裂片が扁平である
本種と異なり粉芽が穀粉状ではなく小粒状
本種と異なり髄層が完全に中空なのではなく部分的に中空