(仮訳)アルゼンチンへのRelicina subabstrusaの分布域拡大およびその熱帯域における分布パターン
Michlig, A. & Benatti, MN., 2017. Range extension of Relicina subabstrusa (Parmeliaceae, lichenized Ascomycota) in Argentina and its distribution pattern in the Neotropics. Check List. Available at: https://checklist.pensoft.net/articles.php?id=21045 [Accessed December 18, 2017].
【R3-04677】2017/12/18投稿

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3行まとめ

アルゼンチン、フォルモーサ州からRelicina subabstrusaをアルゼンチン新産種として報告した。
本種の新熱帯における分布マップを作成した。
また、新熱帯産キフトネゴケ属地衣の検索表を改訂した。

(アルゼンチン新産種)

Relicina subabstrusa (Gyeln.) Hale
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Relicina barringtonensis
果托が冠状
偽根が基部に逆向きに生じる
小裂片を欠く
裂芽を欠く
地衣成分として髄層にノルスチクチン酸を含む
本種と異なり南米などではなくオーストラリアに分布する
本種と異なり地衣体下面が黒色ではなく褐色~暗褐色
Relicina filsonni
小裂片を欠く
裂芽を欠く
地衣成分として髄層にノルスチクチン酸を含む
本種と異なり南米などではなくオーストラリアに分布する
本種と異なり地衣体下面が黒色ではなく褐色
本種と異な果托が冠状でない
Relicina polycarpa
地衣体下面が黒色
小裂片を欠く
裂芽を欠く
地衣成分として髄層にノルスチクチン酸を含む
本種と異なり南米などではなくタイに分布する
本種と異なり子器が凝集する
本種と異なり果托の縁を欠く
本種と異なり地衣成分として髄層に”echinocarpic acid”および”normenegazziaic acid”を含む
Relicina colombiana
新熱帯に分布する
地衣体が帯黄緑色
地衣成分として髄層にノルスチクチン酸、皮層にウスニン酸を含む
本種と異なりコロンビアのみに分布する
本種と異なり岩上生地衣である
本種より裂片の幅が狭い
本種と異なり小裂片を有する
本種と異なり地衣成分としてスチクチン酸およびコンスチクチン酸を含む