2020年12月12日 (仮訳)米国産のRussula属Xerampelinae節における優良かつ顕著な種としてのRussula levyanaの復位 Adamčík, S. & Buyck, B. 2010. Re-instatement of Russula levyana Murrill as a good and distinct American species of Russula section Xerampelinae. Cryptogamie, Mycologie. Available at: http://sciencepress.mnhn.fr/en/periodiques/mycologie/31/2/re-instatement-russula-levyana-murrill-good-and-distinct-american-species-russula-section-xerampelinae [Accessed December 12, 2020] 【R3-07953】2020/12/12投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Russula xerampelina var. semirubraのシノニムとして扱われ、原記載以来報告されてこなかったR. levyanaなど3種を再検討した。 その結果、各種はそれぞれ異なる独立種であり、R. levyanaのみがXerampelinae節に含まれることが示された。 本種のテキサス州からの報告は初となり、原記載と同じく三葉松の下に見出された。 (その他掲載種) Russula floridana Murrill 【よく似た種との区別】 Russula praerubriceps 米国に分布する 形態的に類似している(同種として扱われていた) 本種より担子胞子が類球形である 本種より担子胞子の装飾の丈が高い 本種より傘シスチジアが豊富である 本種より傘シスチジアが厚壁 本種より傘表皮の末端細胞が(特に傘中央部で)ずっと長い (テキサス州新産種) Russula levyana Murrill (その他掲載種) Russula praerubriceps Murrill 【よく似た種との区別】 Russula floridana 米国に分布する 形態的に類似している(同種として扱われていた) 本種ほど担子胞子が類球形でない 本種より担子胞子の装飾の丈が低い 本種ほど傘シスチジアが豊富でない 本種より傘シスチジアが薄壁 本種より傘表皮の末端細胞が(特に傘中央部で)ずっと短い