(仮訳)パラゴムノキに発生するすす病菌の再検討
Pinho, DB., et al., 2014. Reappraisal of the black mildews (Meliolales) on Hevea brasiliensis. Tropical Plant Pathology. …. Available at: http://www.scielo.br/scielo.php?pid=S1982-56762014005000002&script=sci_arttext [Accessed April 9, 2014].
【R3-00588】2014/04/09投稿

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3行まとめ

パラゴムノキにすす病を起こすIrenopsis heveaeをブラジルの3か所で採集し、形態を比較したところ、子嚢胞子、子嚢殻の剛毛、付着器などの形態に違いが見られた。
しかし、タイプ標本との形態比較やLSUに基づく分子系統解析の結果から、3標本は全て同種だと考えられた。
また、同じパラゴムノキを宿主とするI. heveaeMeliola heveaeの類似性を指摘し、両者を同種として、新名I. vincensiiを提唱した。
Brazil, Espirito Santo, Sooretama

(新学名)

Irenopsis vincensii Pinho & O.L. Pereira
旧名:Meliola heveae Vincens
語源…初めにこの菌を記載したP.F. Vincensに献名
※本種のエピタイプ標本を指定した。
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