(仮訳)トルコにおける稀産種Resupinatus niger
Şengül Demirak, MŞ. & Kaygusuz, O. et al., 2021. Resupinatus niger (Basidiomycota: Agaricales): A Rare Fungus From Turkey. Research & Reviews in Agriculture, Forestry and Aquaculture Sciences. Available at: https://www.researchgate.net/publication/357380571_Resupinatus_niger_Basidiomycota_Agaricales_A_Rare_Fungus_From_Turkey [Accessed January 4, 2022] 【R3-09117】2022/1/4投稿

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3行まとめ

トルコ、アイドゥン県において採集された稀産種のResupinatus nigerを検討した。
本種は沿岸域の石灰質の砂地においてコナラ属樹木の枯枝や腐朽材に発生していた。
本種は傘が黒色で、担子胞子が楕円形~ソーセージ形で、メチュロイドを有することなどで特徴づけられた。

(その他掲載種)

Resupinatus niger (Schweinitz) Murrill
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【よく似た種との区別】
Resupinatus alboniger
落葉樹に生じる
形態的に類似している(識別困難な可能性がある)
子実体がほぼ黒色
担子胞子の形態が類似している
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりメチュロイドを欠く
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Hohenbuehelia subbarbata
傘が黒色
担子胞子が楕円形
メチュロイドを有する
本種より担子胞子のサイズがずっと小さい
Resupinatus conspersus
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりコナラ属ではなくモミ属樹木など針葉樹に生じる
本種と異なり木の高い所に生じる
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Resupinatus europaeus
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり傘がほぼ黒色ではなく帯灰白色~帯灰色で黒色を帯びる
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される