(仮訳)インド新産種、Resupinatus poriaeformis
Yatoo, SF. & Sheikh, SM. 2022. Resupinatus poriaeformis (Agaricomycetes), a new record from India. Mycoasia. Available at: https://mycoasia.org/resupinatus-poriaeformis-agaricomycetes-a-new-record-from-india/ [Accessed February 20, 2022] 【R3-09257】2022/2/20投稿

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3行まとめ

インド、ジャンムー・カシミール州で採集されたResupinatus poriaeformisをインド新産種として報告した。
本種はPopulus deltoidesの材に発生し、綿毛状の子実体形成菌糸層を形成することなどで特徴づけられた。
本種の記載文、生態写真、顕微鏡的形質のスケッチ、類似種との識別点などを記述した。

(インド新産種)

Resupinatus poriaeformis (Persoon) Thorn, Moncalvo & Redhead
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Resupinatus conspersus
本種と異なりヤマナラシ属などではなくモミ属などの針葉樹に生じる
本種と異なり子実体に結晶を伴う
本種より子実層面が淡褐色ではなく暗い帯褐色
本種と異なり子実体形成菌糸層が密という特徴を欠く
Porothelium cinereum
本種と異なり熱帯に分布する
本種と異なり子実体が表在性ではなく基質に埋生する
Tapesia daedalia
本種と異なり温帯に分布する
本種と異なり子実体が表在性ではなく基質に埋生する
Resupinatus hyalinus
子実体のサイズが類似している
子実層面が平滑
本種より担子胞子の幅が狭い
本種と異なり担子胞子が球形~類球形ではなく楕円形
Resupinatus alboniger
本種より子実体のサイズが大きい
本種と子実層托の形状が異なる
本種より担子胞子が長い
本種より担子胞子の幅が狭い
本種と異なり担子胞子が球形~類球形ではなく楕円形
Resupinatus dealbatus
本種より子実体のサイズが大きい
本種と子実層托の形状が異なる
本種より担子胞子の幅が狭い
本種と異なり担子胞子が球形~類球形ではなく円筒形
Resupinatus applicatus(シジミタケ)
本種より子実体のサイズが大きい
本種と子実層托の形状が異なる
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種と異なり担子胞子が球形~類球形ではなく類球形