(仮訳)疣状の皮膚感染症の原因菌として証明されたRhinocladiella aquaspersa、および新型のクロモブラストミコーシス
Badali, H. et al., 2010. Rhinocladiella aquaspersa, proven agent of verrucous skin infection and a novel type of chromoblastomycosis. Medical Mycology. https://academic.oup.com/mmy/article/48/5/696/952267 [Accessed November 17, 2019] 【R3-06782】2019/11/17投稿

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3行まとめ

疣状皮膚病変を生じたメキシコの56歳男性およびブラジルの62歳女性から分離された菌を検討し、原因菌をRhinocladiella aquaspersaと同定した。
この疾患はクロモブラストミコーシスの既知の5つの臨床型に当てはまらない新規の性質を示した。
抗真菌薬感受性試験により、イトラコナゾールおよびポサコナゾールが本種に対して強い活性を示すことが明らかになった。

(その他掲載種)

Rhinocladiella aquaspersa (Borelli) Schell, McGinnis & Borelli
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Rhinocladiella phaeophora
本種と異なりヒトからのみ分離されているのではなく土壌から分離される
本種ほど分生子柄が盛んに分枝しない
本種よりアニデュラファンギンに対する感受性が低い